今日はいつものゴミ捨ての後、ちょっと遠くのホームセンターでお酒を買ってくるようにと言付かってます。
先ずは燃えるゴミを捨てに来ました。
これだけのゴミ袋を下ろすのは少し骨が折れますが、もっとも難しく大変なのは、ゴミを積む時です。
微妙なバランスを保ちながらゴムバンドで固定するのですが、最初の頃は上手く出来るか不安で、前の日からナーバスになっていたものです。
ゴミを捨て終わったら、今度はいよいよホームセンターまでのドライブです。
僕はホームセンターが好きだし車の運転も好きなので、今日の仕事は気楽だと思っていました。
しかし、仕事が出来ない奴（僕のこと）は余計な問題を引き起こし、人一倍苦労するということがあります。
このホームセンターの凄いところは、ペットを扱っているのに里親募集のチラシも併せて掲載しているところです。
猫は特にそうですが、見た目も仕草もあまり変わらないというのに、かたや17万円なのに対し、もう片方はタダなのだから、これは色々と考えさせられます。
寄り道はそこそこにして、さっそくお酒を探しに行きました。
今日はお酒のついでに、トイレットペーパーも頼まれました。
最近までの僕は、トイレットペーパーを買うのが苦手でした。
しかしこれは仕事なので仕方がありません。
何度かトイレットペーパーを落としながらもレジまで進み、荷物をトラックの後部座席に載せたまでは良かったのですが、ここから僕の駄目なところが表出していきます…。
後部座席に積み込む際に、念のためトイレットペーパーの個数を数えていました。
言付かったのは10パックです。
しかし目の前には確かに11パックありました。
間違えて一つ多く買ってしまったかと思ってレシートを確認したところ、たしかに10パックと書いてありました。
たったの10パックしかありませんが、何度も何度も数え直しました。
それでも確かに目の前には11パックのトイレットペーパーがありました。
僕は急いでトイレットペーパーを返しに店舗まで戻りました。
これは事故みたいなものですが、それはこの場にいた人にしか分からないことです。
拗れに拗れたら、これは「万引き」になってしまう危険を孕んでいます。
帰りの車内では、悪意のある人がニュースのテロップを考えたらどうなるだろうかと考えていました。
「小屋暮らしの男、トイレットペーパーを万引きして逮捕！常習か？」
「貧困か！？トイレットペーパーを万引きした小屋暮らしの男の悲惨な実情！！」
こんなことになったら目も当てられません。
確かにこれは大袈裟に書きましたが、僕は「電気」「ガス」「水道」を引いていない、手作りの小屋で暮らすというまだ一般的ではない生活をしています。
そのため人一倍、行動や身だしなみには気をつけなくてはならないと思っています。
僕の仕事の出来ないっぷりはこれだけでは済みませんでした。
車を運転していると、後部座席の方から良い香りが漂ってきました。
「アンバサ？」
とっさにそう思いましたが、正解は、「ほろよい 白いサワー」でした。
経緯は分かりませんが、サワーの一つに穴が空いてしまったようで、ビニール袋の中でシュワシュワとお酒が漏れ出していました。
慌てて袋を取り替えたり、汚れてしまった数本のサワーを別の袋によけたりしなくてはなりませんでした…。
思いがけず大変なお遣いになってしまいました。
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職場に戻ると、大雨が降って来ました。
なんと台風が近付いているようです。
「大雨」「強風」は、僕の最も苦手とするものです。
この山奥で自然災害に対し、万全の対策をとることは非常に難しいと思っています。
考え過ぎると気疲れしてしまうので、今夜は耳栓をして寝ようと思います…。
［おまけ］
ホームセンターでみたバイク（HONDA-ジャイロ）
後ろの荷物BOXを取ってしまえば、水汲みのためのタンクが丁度良く載りそうです。
とても便利そうなバイクだと思いました。
［おまけ２］
穴の空いてしまったサワーは捨てずに貰ってきました。
僅かに空いた穴の位置が中心に近かったので大分減ってしまいましたが、予期せずアルコールを手に入れました。
貰って帰るのは少しみっともないことかもしれませんが、バイト先のオーナー夫婦には見栄を張る必要がないのでとても気楽です。
本心では、「捨てるくらいなら飲みたい」
だとしても、
建前でも「まだ飲めるものを捨てるのは勿体無いから…」
このように言っておけば大丈夫だと思っています。
