骨董市の当たり外れは、出品者に依るところが大きいと思います。
移住後、僕が信頼する出品者は2人になりました。
今日はその2人が一堂に会する会場だったので、ずっと前から黒板に今日の日付を書いて楽しみにしていました。
「お金がない、お金がない」と言いつつも、大概の人はへそくり的な貯金を持っているものです。
それは僕にも当てはまるのですが、万が一のお金というものは、基本的には使うつもりのないお金です。
ただ、今日は久しぶりの骨董市です。
骨董というよりは古道具なのですが、こういうものは本当に一期一会ということが多いです。
使うつもりはありませんが、念のためにお金は持っておきたかったので、コンビニでお金を下ろしてから会場へ向かうことにしました。
置く場所に困っているのに買った文机。
私生活には全く必要のない眼鏡を2本。
数取器といって、カチカチとカウントするキワモノを2つ。
謎のコック。
コーヒーカップのセットを2つ。
鉄製の刻印。
インゲン。
以上のものを買いました…。
少なくとも今の小屋では置く場所がなくて使うことの出来ない文机ですが、買った時の状態は酷く、恐らく長期間太陽光に晒されたことで表面の塗装が剥がれ、天板の一部は反り、ひび割れなどのダメージもありました。
4つ付いている引き出しも、そのうちの3つは底板を交換しなくて使えそうにありませんでした。
折角お金を出して買ってきたのだから、我が家では野外に放置するということはしたくありませんでした。
しかし汚い状態のまま小屋に入れるのも嫌です。
今日は暑かったので外仕事はしたくなかったのですが、仕方ないので発電機を回し、サンダーで表面のダメージを削り取り、洗って拭って干してから、蜜蝋を塗り込むことにしました。
ペコペコになっていた引き出しの底板も、小屋を作った時の余り板で丁度よく賄えそうだったので、今度はサンダーを丸のこに持ち替え、底板を取り替えることにしました。※この作業はTPの記事にする予定です。
作業をしていると、近所の知り合いが通りました。
藪の中で作業をしていたら、ブヨや蚊に沢山刺されてしまったという話をしたら、スズメバチの焼酎漬けが虫刺されには抜群に効果があると教えてくれました。
教えてもらえたことには感謝をしていますが、スズメバチを漬けた焼酎なんて見たくもありません。
スズメバチの焼酎漬けが効くとのことですが、実はスズメバチは関係がなく、焼酎の成分が虫刺されに効いていたということもあり得そうなので、ちょうど余らせていたホワイトリカーを綿棒でとり、患部に塗布してみました。
スーっとして気持ちが良かったです。
しかし、蚊やブヨに刺されたところに良く効くと教わりましたが、「効く」というのは、傷の治りが早くなるのか、腫れが引くのか、ただ痒みが軽減されるだけなのか、実は良く分かっていないのです。