[救世主!?]ヤマト運輸の国際宅急便|アメリカ宛て国際郵便物の引受停止で絶望するのはまだ早い!?

少し前に、国際郵便の受け付け国が激減しているという日記を書きましたが、実はその後も日毎に状況は悪化しており、先日はオーストラリアにも送ることが出来なくなってしまいました。

受注したものを梱包したのは良いけど、これからどうしたらいいのかと途方に暮れてしまいました。

 

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それでも僕の心の内では、まだ状況を楽観視しているところがありました。

それは、最大の取引相手国であるアメリカには(遅延が生じているとはいえ)まだ送ることが出来ていたからです。

しっかりと計算した訳ではないのですが、体感的には売上の6割くらいはアメリカ人によるものだと予想していたので、まだなんとかなるだろうと思っていたのです。

 

それが本日、郵便局の窓口に張り出された最新の案内を見ると、遂にアメリカも受け付けを停止したということが書かれていました。

毎日のように顔を合わせる局員さんの前では明るく振る舞っても、僕の心臓は早鐘を打っていました。

会社勤めを辞めてから始めた商売ですが、全く反応が無かったところから試行錯誤を繰り返し、ようやく去年あたりからこれ一本で食べていくことが出来るようになってきたところだったので、あまりのことに目の前の風景が歪んで見えるようでした。

 

このまま状況が改善されず、食べていくことが出来なくなるとしたら、普通であればまたアルバイトなり、雇われ仕事を探すことになると思うのですが、一度手にした自由の味は強烈で、また昔の生活に戻るくらいだったら(大袈裟ですが、)死んだ方がマシなんじゃないかと思ってしまうほどでした。

しかし冷静になって考えてみれば、僕には借金が無いし、なんといっても家賃の支払いだって無いのです。

極端にいえば、食べ物さえあればなんとかなるのです。

幸運なことに我が家には小さいながらも畑だってあるし、毎月お米やガソリンを買うくらいの収入であれば、ブログのアドセンスだけでもカバーすることは出来ているのです。

つまり僕が絶望しかけた理由は、積み上げてきたものが失われる寂しさや悔しさもあるけれど、突き詰めると、今後”贅沢”することが出来なくなるかもしれないというところにあったのかもしれません。

 

梱包用のプチプチ。

前に買ったものが無くなったので新しくしたのですが、改めて卸したて時のサイズの大きさと、これが無くなってしまうくらい商品を発送してきたのだということに対する驚きと誇らしさのようなものが湧いてきました。

(下に続く。)




ツ「ご飯減っちゃうの…?」

 

「捨てる神あれば拾う神あり」ということで、冒頭に書いたオーストラリア宛の国際小包を発送すべく色々と調べたところ、なんとクロネコヤマトの「国際宅急便」であれば、まだ受け付け可能であることが判明しました。

 

郵便局から発送していた「小形包装物」のような安価なサービスはありませんが、今は文句を言っている場合ではありません。

 

クロネコヤマトの事務所に行って送り状をもらい、お金を支払って受け付けが終わるまで不安で仕方がなかったのですが、特に何の注意事項も言い渡されることなく、全てが丸く収まりました。

 

郵便局からは発送できないのに、どうしてクロネコヤマトだったら可能なのでしょうか?

 

どうやらその謎は、クロネコヤマト独自の輸送網にあるようです。

クロネコヤマトの国際宅急便であれば、「オーストラリア」だけでなく、「アメリカ」宛だとしても受け付けてくれるので、今後暫くはお世話になると思います。

 

首の皮一枚といった感じですが、まだなんとか戦えそうです。

(クロネコヤマトさん。ありがとう…。)

 

[おまけ]

 

発送の帰りにスーパーへ寄ったのですが、その駐車場では車上荒らしがあったようで、警察官が車のドアノブにアルミパウダーを振りかけていました。

営業停止中のお店が空き巣に狙われているというニュースもありますが、こんな状況なので、今後犯罪が増えていくのは確実なのかもしれません。

 

環境が変われば平気で法を犯すし、それが戦争になれば人だって殺すのが人間です。

同調圧力とか人それぞれの事情だってありますが、極限状態になれば誰しもが普通ではいられなくなってしまうのかもしれませんね。

 

おしまい。




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