形から入りたいけどお金がない

Amazonで注文したものが届いたので、今日からはいよいよ猫グッズを作り出すことが出来ます。

しかし土壇場になって木工の基本であるカットに不安を覚えてしまいました。

というのも、手ノコでは勿論丸のこを使っても材を直角にまっすぐ切ることは困難だからです。

定規で線を引いて、手ノコか丸のこでカットするのですが、どんなに慎重に切り進めようが、フリーハンドで直角の出た真っ直ぐなカットなど出来るわけがありません。

その証拠に、僕の住む小屋に貼ってある合板の壁のつなぎ目は至るところがクネクネとしています。

約3年半前に比べたら多少はカットの精度も出るようになったし、真っ直ぐ切れるように気を遣って、作業台は水平になるように工夫してあります。

自分で使うものであれば、遠目に見たら真っ直ぐ程度の精度で構わないと思っていますが、猫グッズを作ってお金を得ようと思った途端、目の前のハードルがググンと高くなったように感じてしまったのです。

自分の木工作品で商売することに自信がなく、多少萎縮したのかもしれません。

卓上のスライド丸のこでもあれば悩みもなくなりますが、必ず売れるという保証のないものに対してどれほど投資が出来るかというのは悩みどころです。

[卓上スライド丸のこ]

『猫グッズで儲かったらこれが欲しい』

 

とはいえ、最近お金を使いすぎたのでこんなものは当然買うことが出来ないのです。

だったら「丸のこガイド」でも買いに行こうかと思いましたが、、、

[丸のこガイド(1m)]

『合板サイズの910mmくらいは切りたいので、ガイドの長さは1mは欲しい』

 

定規のようなものですが、6000円もするので驚きました。

 

『欲しいけど買えない、でも必要だと思う』

 

そんなループに陥りながら丸のこガイドの画像を観察していたら、あることに気が付きました。

 

「作れそうじゃない?」

 

そんなわけで先ずは丸のこのガイドを自作してみることにしました。

まとめて発表したいと思うくらいこの手作りガイド(治具)は使いやすかったです。

なんでもっと早く作らなかったのだろう…。

良いものが出来たと満足しました。

 

さっそく作った治具を使って買っておいた材を切り進めていったのですが、パラパラと雨が降ってきたので今日の作業は止めることにしました。

 

何かを作る際、使い易い工具など作業環境を整えることは重要だと思います。

これは過ごしやすい住環境を整えることで日々の生活を良いものにしていこうという考えと通ずると思います。

段階を踏みながら、いつか満足の『住環境/工具』を揃えていきたいものです。

おしまい。







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