鼠・猫・青梅

我が家の猫にもたまには何かを買ってやろうと思うことがあります。

これまでも、虫みたいなものや蛇みたいなもの、羽やウサギみたいにふわふわしたものからレーザーポインター、鳥のラジコンまで様々なものを買い与えてきました。

特に鳥のラジコンは、操作しているこっちが怖くなるくらい猫たちは大興奮しましたが、興奮した猫たちの本気のパンチやキック、噛みつきを喰らうので直ぐに壊れてしまいました。

紐のようなものを振ってやれば猫は喜びますが、最初は楽しくても紐を振っている作業は疲れます。

疲れたからといっていかにもだるそうに紐をふれば相手にされないので、緩急をつけたり穴を通したり物陰に潜ませたりといった工夫をしなくてはなりません。

出来ることなら猫たちだけで遊べるオモチャがあればと思い、猫グッズコーナーであれこれ考えた末に小さなネズミのオモチャを買うことにしました。

これは猫たちが叩いたり咥えたりすることでネズミの腹の中に入っている球が転がり音を発生さるという仕組みです。

フサフサとしたビジュアルに誘われ猫がパンチをすれば気になる音が発生するので、彼らはまたネズミを叩くのです。

一旦このループにハマれば飽きるまで猫だけで遊び続けることが出来るのです。

良いものを買ったと満足していましたが、数時間でどこに行ったのか見当たらなくなり、猫たちも飽きてしまったのか探してまで遊ぼうという者はいなくなってしまいました。

子ども3匹は勿論、親猫のクロも元気よく叩いたり噛んだり飛びついたりしていたので嬉しいです。

猫は人間に比べて寿命が短いので、あっという間に歳をとってしまいます。

そのうちに寝てばかりの猫になり、粗相をしたりご飯を食べなくなってしまうのかと思うと悲しくなります。

 

小屋の中には幾つか猫用ベッドが備え付けてあるのですが、玄関の脇にある靴箱の上にも一つ設置してあります

小屋を出入りする時は必ずこのベッドの前を通るので、猫が起きていれば「ニャー」と声を掛けられることがあります。

ずっとつきっきりではいられませんが、こんなときくらいは頭を撫でてやろうと思っています。

今日も降ったり止んだりの天気でした。

雨が降っている間は小屋の中で顔料を使った木工品への着色具合を確認し、雨が止んだら薪ストーブの汚れた部分をグラインダーで磨いたり、耐火スプレーで仕上げたりしていました。

曖昧な天気だからなのか、どうにも作業に気持ちが乗らなかったので散歩に出たのですが、誰も採らない梅の木に生った青梅が気になりました。

梅酒や梅ジュースが飲みたいです。







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