秘密電報に加入せよ|うぶだし市場の光と影

前回の市場でお金を使い過ぎてしまったこと、そして先日の動物病院での出費が重なり、実はお金があまりありません。

しかし市場の開催日が日曜日と重なるとライバルが少なくなるとの情報を教えてもらったので、教わった手前、一度くらいは顔を出しておくことにしました。

 

今回は片道3時間ほど離れた市場へ行ったのですが、クロ(我が家の猫)のこともあってか、殆ど完徹の状態になってしまいました。

ちなみに日曜日だとライバルが少なくなるというのは、骨董市が日曜日開催であることが多いためというのが理由です。

 

今回行ってきた業者市場は、多くの出品物が“うぶだし”という特徴があります。

“うぶだし”というのは、お客さんからの買い取りや蔵の掃除などで出てきたものをどこにも経由させず、市場に出すといった意味なので、掘り出し物の期待が高まるのですが、しかしいつも以上に埃まみれだったり、引き出しの中身がそのままだったりすることもあるので、買ってきた後の手間が掛かります。

ちょっと大変ではあるのですが、その分安く買えることもあるし、ちょっとした宝探しのような楽しみもあるのです。

 

※写真が無かったので、動画からキャプチャーしました。

 

例えばキッチンで使われていた棚の中からは、蠅取りやマッチ、ピーラーなどが出てきました。

 

また、謎の荷物の中からは、鰹節の削り器が出てきました。

なんか前にも見たような気がします…。

 

ところが今回は、カチカチのカツオまでくっついて来ました…。

不意打ちだったこともあり、『ドキッ』としました。

※何かのミイラかと思いました。

 

今回の市場は変わり種で、競りの合間に果物や野菜、フルーツなどの即売会が行われます。

これが意外と面白くて(新鮮で安い)、(名前は忘れましたが横文字の)ミカンやリンゴ、山芋にナッツなどを買ってしまいました。

 

・おまけ

 

お金になるものではないのですが、ちょっと面白い本が出てきました。

 

「一攫千金|相場虎之巻」

 

明治時代に株投資とは、ちょっとハイカラな感じがしますね。

 

この本には株価チャートなどは皆無です。

殆ど文字ばかりで埋め尽くされています。

 

面白いのはこのページです。

秘密電報に加入してさえおけば、鬼に金棒だというのです。

怪しいことは何も無く、加入料金だって得られる情報を考えたら安いものだというようなことが書かれています。

 

時代は変わっても、人間の本質は基本変わらないのかもしれませんね。

 

おしまい。







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