・ある意味では小屋病院!?
一時、我が家にはたくさんの額縁があったのですが、その中の数点は売らずに手元に置いていました。
銅版画を入れたりリトグラフを入れたり、たまには雑誌の切り抜きを入れたりして楽しんでいたのですが、その中の一つには、渋紙を使ったステンシルが入っていました。
現在も我が家の敷地には数十本もの赤松の大木が林立しているのですが、偶然入手したステンシルの中には、松ぼっくりや松の葉のデザインがあり、妙に共感したので、しばらくは額縁に入れて飾っていました。
4、5ヶ月ほど楽しみましたが、そろそろ気分を変えたくなってきました。
「小屋病院!」
何故だか分かりませんが、ちょっと小馬鹿にされているような気がしてきます…。
しかし小屋暮らしをしている僕の元に偶然やってきた「小屋病院」ですから、これを蔑ろにする訳にはいきませんでした。
関連記事:夏の終わりが寂しくて堪らない|たまった写真の消化|小屋病院など…。
これから暫くは、この「小屋病院」を飾ってみようと思います。
※前にも同じようなことを書きましたが、「小屋病院」を眺めていると、『確かにそういった側面もあるのかもしれないな…。』と、夜中にふと考えさせられることがあります。
見る者に何かしらの感情を抱かせる作品だと思えば、もしかしたらこれは(小屋暮らしの僕にとっては)かけがえのない一品と言えるのかもしれません。
(下に続く)
・野焼きか火事か!?
僕が移住した田舎では、「野焼き」が頻繁に行われています。
春夏秋冬問わず、田畑や家の片隅から「モクモク」と煙が上がっているのです。
たまに『これは野焼きの煙か!?』と思うくらいの大規模なものもあるのですが、十中八九は、やはり野焼きです。
これまでにも何度となく目撃してきた野焼きの煙ですが、今回ばかりは流石に『これは火事だろ!?』と思いました。
この見極めは、煙の量だけではなく、「色」です。
草木を燃やしているのであれば、煙の色は「白」なのですが、今回の煙は明らかに「黒」かったのです。
この黒い煙は、僕がちょうど目的地としていたスーパーの近所から上がっているものだったので、答えは直ぐに分かりました。
やっぱり「火事」でした…。
僕は火事を起こしたことがないのでイメージでしかないのですが、火事は一度でも起こしてしまえば、全てを失ってしまうくらいのものだと思っています。
小さいながらもコツコツと作り上げてきたこの幸せな日々も、いわば「サドンデス」のような火事によって、一瞬で奪われてしまうと思うと、油断すること無く、これからも火の取り扱いには特に傾注していこうと思います。
おしまい。