小屋建設が進まない|デジタルからアナログへ

240坪くらいの山林を買って小屋を建てたのですが、建てた場所が通りからとても近いので人や車が通る度にその気配やエンジン音が気になっていました。

山林特有の細くて上背のある赤松だらけの土地だったので、小屋を建てるスペースが確保出来ただけでも、当時はラッキーだと思っていました。

小屋を建てた後は蟻のように地道な開拓をしたり、ユンボを使った大規模な開拓、そして不健康に成長した危険な赤松も、頭を下げたりお金を払ったり、自分で挑戦したりして、土地の半分くらいは倒すことになります。

敷地内に初めからあった倒木などは何ヶ月も掛けて全て処理したし、土が流れ出ないように土留めをしたり、隣の土地から笹が入り込まないようにビニールの仕切りを埋めたりもしました。

 

幾年かが経った頃、土地の至る所には小屋を建てることの出来そうなスペースが生まれました。

これはもう新たに小屋を建てるしかないと思いました。

 

通りから離れた最も奥まった場所なら人目は気にならないだろうし、なんといっても日差しが違います。

新たに小屋を建てた後は今住んでいる小屋を取り壊すことが出来るので、その土地を使えばまた何か便利なものや面白い物が作れそうです。

今のところは屋根付きの駐車場とか作業小屋なんかを想像していますが、ハンモックやブランコなどの「揺れる系」も捨てがたいです。

菜園にしたり果樹を植えたりしたっていいと思います。

 

と、いう感じのところまで来てからがなかなか進んでいないというのが現状です。

日頃鍬を振るったり、メジャーで測ったりはしているのですが、なかなか思うようには進まないのです。

今日も鍬を持って建設予定地に行きましたが、設計が終わっていないので下手に手を出せませんでした。

考えなしに進めたところを汗を流して埋め直すという作業をこれまでに何度か繰り返しているので、「何もしない」ということも、立派な選択肢の一つだということに気がついたのです。

 

夜間照明の為にソーラーを使ったパソコンの充電は13時頃までと決めているので、午後からは図書館で設計の続きをすることにしたのですが、ここへ来て電気だけでなく、パソコン自体にも問題があることが判明しました。

前に書いたかもしれませんが、移住前から使っていた作業用のノートパソコンは突然壊れてしまったので、古い中古のノートパソコンに買い換えました。

スペックが低くなってしまった為に、設計ソフトがまともに動かなかったのです。

ブログをやっている関係で、文字は極力パソコンやスマホなどを使って入力していますが、アイディアを書き出す作業だけは未だに手書きです。

慣れの問題なのか、視覚的に手書きの方が優れているのか、、詳しくは分かりませんが、0から何かを生み出すという作業は、基本的にはアナログの方が優れていると思います。

ただ、複製だとか編集作業がある場合、そしてその後の管理などを考えると、デジタルに軍配が上がるのだと思っています。

 

僕が書く設計図は、プロがやるような沢山の階層もなく単純なので、方眼用紙と定規と鉛筆だけでやってみるのも悪くないかもしれません。

そして今日の日記を総括するならば、「新しいパソコンが欲しい」です。

 

おしまい。







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