古道具屋の「矛」「楯」は、(商品を)集めてくる能力と、(商品を)売る能力だと思います。
どちらが良いということはありませんが、バランスは大事だと思います。
道具屋見習いの僕は、当然ながらどちらの能力も低いので、まだまだ修行が必要です。
そこで今回は、古道具屋の「矛・楯」修行をすべく、お客さんから得たフリーマーケット情報を元に、長野県までやってきました。
仕事っぽく書いていますが、殆ど休日気分です。
出店者やお客さんの傾向をみて、『売れるかもしれない…。』と思うことが出来れば、僕も次回から出店しようと思っています。
また、今回の会場はかなり大きいというので、よく見てまわれば何かしら買えるものが見つかるかもしれません。
今日のフリーマーケット会場は、冬はスケート場になるようです。
会場直ぐ側には駐車場(無料)があるので便利です。
競技場感がすごいです。
ここにも競技場感がありました。
それにしてもすごいウエイトです…。
さすがはスケート場です。
約180店もの収容力があるそうです。
古いカルタを見つけたのですが、たまたま店主がいなかったので、会場をぐるぐると回りながら待っていました。
結局目当てのカルタは、タイミングが悪くて他の人に買われてしまったのですが、フラフラしていたお陰で、会場の雰囲気を掴むことが出来ました。
僕の主観ですが、出店者の8割方は主婦層で、成長した子供の着られなくなった服や靴などがメインの商品となっています。
ちなみに出店料金は1100円と安いのですが、しかし10円~100円くらいの価格設定が多いため、黒字に出来ないブースも多いような気がします。
他には、ちらほらとですが、他の骨董市に出ているような人たちも出店していました。
つまりプロの人たちもいるということなのですが、しかし随分と気の抜けたラインナップだったので、ほとんど在庫処分のつもりで出店しているのかもしれません。
自分でも出店しようとは思えませんでしたが、会場全体の価格設定が低い感じがしました。また見に来ようと思います。
おまけ
会場に向かう途中のインフォメーションの中に、一瞬「森のテロル」が見えた気がしました。
帰りの際に、もう一度(落ち着いて)読んでみたところ、「チロルの森」と書かれていました。
親和性の高さを感じます。
買ってきたもの
ちょっと古そうなカゴ
銀杏煎り(コーヒー豆の焙煎にも重宝)
どれも数百円のものですが、買うことが出来たので良かったです。
おまけ2
実はいの一番に買ったものを隠していました。
隠していたのは、「行け!稲中卓球部(全巻)」です。
なんと100円でした。
店主のオジさんに、「安いだろぉー?、なぁ、安いよなぁー?」などと、やたらとしつこくされたのが辛かったです…。
実をいうと僕は、古谷実のファンなのです。
しかし読み始めたのは「僕といっしょ」からなので、稲中はほとんど初見でした。
絵のタッチが違い過ぎて驚きました。
古谷実の独特の(暗い)世界観が好きなのですが、しかし読み始めたばかりの稲中は、今のところギャグ一辺倒です。(でも面白い。)
おしまい。