古道具の師匠のお手伝いで、東京へ2日間行って来ました。
伺ったお宅は、世田谷区にある邸宅でした。
師匠のお手伝いをするようになってから、ウィキペディアに載っているような有名人のお宅に伺うことが珍しくなくなりましたが、今回もまた、そんなお宅での仕事でした。
「お金持ちは持っている物が違う」とはよく言いますが、「金持ちはゴミまで違う」と喜ぶ人が一定数いるのが、古道具業界だと思います。
大きな梅とビワの木のある素敵なお宅でのことを書いていきたいのですが、特徴的なお宅であればあるほどブログでは書けないので複雑です。
また、僕が生まれ育った家の直ぐ側だったのですが、久しぶり過ぎたのかまったく懐かしく思うことが出来ませんでした。
いやむしろ、違うんじゃないかと疑っていました。
中国人観光客が、日本のゴミ箱のことを感心した様子で見ていました。
女性に至ってはスマホで撮影までしています。
実はよく見ると、「その他」が3つもあるし、「ペットボトル」も2つです。
一列に並ぶゴミ箱の数は多いけど、種類はそれほどでもないような気がします。
東京への2日間の買い出しの他にも仕入れをしたので、ますます荷物が増えてしまいました。
ボロ布を中心に仕入れました。。
ボロ布を洗うために、3台の洗濯機をフル稼働しました。
純粋にお金が掛かって損なので、こんな時にはさすがに自分がバカらしく思えてきます。(我が家には電気や水道などのインフラがありません。)
(商品の)洗濯の「する・しない」は、その人の性格判断に使えると思います。
ちなみに僕の師匠は「しない派」です。
・洗濯を待っている間に(おまけ)
移住後初めての「すき家」だったので、自分でも不思議なくらいテンションが上っていました。(※松屋、野屋にも行っていません…。)
僕は長い間、趣味で動物肉を食べていませんが、「朝食メニュー」ならどれでも食べられそうです。
『ここにある調味料(紅生姜含む)全部使おう…。』
(まるで服役を終えたばかりのようです。)
『あれ、、なんかチープ…?。』
とは思いつつも、僕は張り切って「和風ドレッシング」を上下に振り回しました。
蓋が大根おろしを噛み込んでいたのか、ドレッシングの蓋はいともたやすく跳ね上がり、飛び出た和風ドレッシングが上空に放物線を描きました。
・
『あっ…』と思ったときには、ズボンとシャツが派手に汚れていました。
先程までの昂ぶりが嘘かのように、その後はただ粛々と朝ごはんを食べました。
しかしすき家の店員はたった一人で大変だなと思いました。
せめて食券制にするとか、食器の返却口を設けるだとかしてあげて欲しいと思います。
仕入れてきた物のメンテナンスや部屋のレイアウト変更についてはまた次に書こうと思います。