19.アリとキリギリスだったらどっち?←答えられない

自分は真面目で誠実だと思っていた。それは対外的な自分であって、つまり自分以外の誰かと向き合っている時の自分のことで、特に働いている時の自分の性格こそが自分本来の性格だと思っていた。

今の生活は無理して働いたり人付き合いをする必要性があまり感じられないので、どんどん自分勝手になっていく気がする。

お金を持つと人は変わるというけど、お金はなくともなんとか食べていけそうな生活を手に入れることでも、同じような変化を辿る可能性があると思った。

環境に応じて僕はアリにもキリギリスにも容易に変化をするのだ。

つまりタイトルのような質問をされたら答えに詰まるだろうし、今書いたようなことを言ったら気持ち悪いから言えないし、かといってアリと言われてもキリギリスと言われても戸惑うと思う。

昨日薪割りをしてもう越冬出来た気持ちになっていたけど、そういえば来年の薪も割っておかないといけないことに気が付き、今日も引き続き薪割りをすることになった。

なんだやっぱり真面目なアリさんじゃないかと思ったけど、何の束縛もない為、結構汗をかいて満足した辺りで早々に仕事を終えてしまった。

ジョギングの最後の方でクールダウンの為に歩くように、僕も薪割りで汗をかいたので、クールダウンがてら近所を散策することにした。

今日の散歩コースは通称「世界の終わり」という、殆ど自分の歩く音しか聞こえないような、命の気配を感じられない淋しいところだ。

(※初めて歩いた時に、「世界の終わりみたいなところだな…」と思ったので今でもなんとなく「世界の終わり」と呼んでいるだけなので、これでネーミングセンスを測られたらちょっと困る。)

この辺りに自生している植物は何だかとても雰囲気が良いので、こんなのを自分の庭に植えて育ててみたいと思いながら歩いていた。

枝だけが赤いものや地面から何十本と枝分かれしているもの、夏にはブドウの房みたいにたっぷりとした花をつけるものまで自生している。

ここにはお金を出さなくても多種多様な植物が勝手に生えてくる。

気に入った植物を自分の土地の好きなところに植えると、何となく道が出来てくる。

頭の中のイメージを具現化していく箱庭ゲームをしていると考えると、面白くない訳がない。

・LED照明点灯時間:∞




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