[Diary:595]
かつての同僚(Yくん)から再度メールが届きました。
※最近は頻繁にメールのやり取りをしています。
Yくんに辞令が下り、なんと春からは新入社員の指導員に昇進することが決まったそうです。
新入社員の指導員というのは間違いなく出世コースなので、Yくんは遂に報われたのだと思います。
※メールを読んで驚いた僕は、(夜中だったこともあり?)大袈裟に喜んだ感じの返信をしてしまいました。
Yくんは心身共に弱ってしまったから、僕のような者にメールをしたのではないかと邪推してしまい、ゲスト用のトイレを急ピッチで完成させ、自然豊かな環境の中、Yくんの悩みでも聞こうかと心の中で考えていたので、本当に危ないところでした。
「再起不能になってしまうと感じているのなら、小屋暮らしという選択も考慮に入れてみたらどうかな…?」
頑張ってきた末に、遂に出世コース(指導員)に乗ったYくんにこのような見当違いなことを言わなくて本当に良かったです。
Yくんの出世は良い刺激になったので、きっと僕もこの閉塞感を打ち破ってみせようと心に誓いました。
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師匠から、「ストラディバリウス」と書かれたヴァイオリンが見つかったと連絡が入りました。
※以前師匠と一緒に入ったお宅から出てきたものの中にあったそうです。
「ストラディバリウス」といえば、本物であれば数千万、数億の価値がつくヴァイオリンです。
僕らの家の中間あたりの道の駅で待ち合わせをして、早速そのヴァイオリンを見せてもらうことになりました。
待ち合わせの道の駅に向かうまでの間、僕の頭の中で、『インターネットで売却するなど、現金化に協力することが出来たら、師匠は僕にハイエースくらいならポンと買ってくれるのではないだろうか…?』などと、妄想が無限大に広がっていくのを感じていました。
ヴァイオリンのケースは一般的なもので、特別に立派なものとは思えませんでした。
また、ケースの隙間からは弓毛(馬の毛)が大量にはみ出していたので、ヴァイオリンの状態が少し気がかりでした。
おもむろにケースを開き、f字孔の隙間から、中に貼られたタグの文字を覗き見しました。
確かに「Antonius Stradivarius」と筆記体で書かれていました。
偽物が多いことは分かっていますが、地元でも有名な旧家から出てきたものだったので、どうしても期待してしまいます。
足が震え出すとか、天地がひっくり返ったような衝撃があったかといえばそんなことはなく、なぜなら「Antonius Stradivarius」の前には、しっかりとコピーである旨が書き記されていたのです…。
師匠はインターネットだけではなく、英語も不得手なので、僕よりもずっと長い間、ストラディバリウスの夢を見ていることが出来たはずです。
夢を見ていられる時間というものは、きっと幸せなものなのだと思います。
これが問題の「ストラディバリウス」です。
※レプリカだと判明したので、ブログに書くことが出来ています。
ストラディバリウスがレプリカだと分かった後に、何故か(罪悪感?)師匠からこの「鳩車」を渡されました。
飛行機雲が十文字に交差していました。
今日も僕の日常は昨日と大差なく、のんびりと、凪のように過ぎていきました。
おまけ:アジフライとはるみ
スーパーだと「はるみ」は、一つ200円くらいしますが、
※産地によっても値段は変わります。
安売り天国だと「はるみ」は、2kgで550円です。
※安売り天国の値段。左から、甘夏2つ(@50円)、ウコン(一袋100円)、青島みかん(2kg380円)、はるみ(2kg550円)
青島みかんという、小ぶりで大量に入ったみかんが安かったので、物は試しと買ってみました。
はるみと比べると甘みは控えめですが、食べやすい大きさと、手頃な価格は魅力です。
我が家に遊びに来る鳥たちにもおすそ分けしました。
※正直に書くと、この2つはちょっとぶよぶよしていたので、鳥にあげることにしたのです。
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安売り天国の近くにはスーパーがあるので、ついでに買い物をしていくことにしました。
なんとこの日は2月22日ということで、「猫の日」だったそうです。
『何いってんだろう…。』とは思ったものの、なんとなく猫関連の物が安くなっているような気がしたので、パウチのご飯(ウェット)をいくつか買っておきました。
アジフライが落ちている光景に突き動かされ、ついカメラを構えてしまいました。
僕が落としたものだと周囲の人に勘違いされていなければいいなと、後になってから思いました…。
おしまい。