11.隣のチェーンソーは良く切れる

昨日は終日穏やかで夜はぐっすりだったけど、今日は河川で伐採された木の無料配布が始まる初日なので早起きをしなくてはならなかった。

配布期間は3月の半ばまであるけど、こういうのは初日でなくなってしまうこともあるくらい競争率が高いことはこの3年で学んでる。

ホームセンターで売られている薪の値段を知っていれば、この無料配布の価値が分かると思う。

軽トラで来る人が多いから、僕のジムニーは何だか場違いな感じがするけど、軽トラを持っていないのだから仕方ない。

中にはレンタルの軽トラで来る人もいるけど、僕はお金を掛けない代わりに2往復しようと思った。

僕のイエロー・オレンジのチェーンソーはホームセンターでも売られている安物なんだけど、これまでに一度だって壊れたことがないし、エンジンの掛かりも、3年目になるけどとても調子が良い。

分解方法もメンテナンス手順も覚えてしまうと、案外こんなチェーンソーこそコストパフォーマンスの優れた良品と言えるのかもしれないと思うことがある。

もう少しガイドバーの長いものが欲しいとか、そもそも排気量が30ccだと太い木の場合は苦労するとか、やっぱりチェーンソーはスウェーデンの「ハスクバーナー」やドイツの「スチール」がカッコいいとか、欲を言えばきりがないのだ。

安物だけど良くメンテナンスされ、使い込まれた自分のチェーンソーというのは人には分からない価値があると思う。

そう思って臨んでも、譲渡会はまるでチェーンソーやそれに付随するアイテムの品評会のように感じることもあり、やっぱりそんな人達の、木が豆腐のようによく切れる立派なチェーンソーなんかを見ると、僕はその場をそっと離れたい気持ちになる。

性能の劣る安物を幾ら大事に使おうが、一流のチェーンソーに比べれば明らかに違う。これは小学校で使う習字道具を全て100円ショップのもので揃えて授業に望むようなものだろうか?

必要なものはなんだろうか?

それは俗っぽい価値観に縛られない強靭なメンタルなのかもしれない。

でも一番楽なのは、良いものや欲しかったものを見た時は、少年のように素直に、「いいなー」「凄いなー」「欲しいなー」「一回使わせてーやー」みたいなことを言ってしまうことなのかもしれない。

〔夕食時〕

最近YouTubeで料理動画をよく見てる。

トマトパスタやペペロンチーノは昔からよく作ったけど、上手な人の作り方やコツを動画で見て学ぶだけで本当に別物みたいに美味しくなるのだから驚く。僕がこれまでに作ってきたパスタも材料は同じだったので、これまでの全てが無駄だったような気持ちになる。

ちょっと頭を下げて教えてもらっていれば、その後の人生はもっと違っていたかもしれない、そんなことを「パスタ王」の動画をみて思った。

パスタの他に、少し前に森の犬おじさんと僕の中だけでそう呼んでいる人に貰った、濃厚なバターナッツのスープやスライスしたゆで卵を乗せた大根とワカメのサラダなどを作り、食後には生クリームを泡立てイチゴをあしらったケーキみないなデザートを作った。

スープは最高に美味しかったけど、ケーキみたいなデザートは全然美味しくなかった。

美味しくないケーキを作ってしまったのは、YouTubeでケーキ職人の動画を見なかったからに違いない。

・グレープフルーツ香る炭酸水:91円

・ガソリン(≒30L):3600円

・食材:1300円

・LED照明点灯時間:5時間30分




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