二日目にしていきなり午前中休みをもらい、午後から出勤することになりました。
朝起きれなかったわけではありません。河川敷で開催される、原木の譲渡会へ行くためです。
これを逃すと、来年の薪は殆どが針葉樹になってしまうので、見逃すわけにはいかなかったのです。
仕事の時よりも早くに起きてとなり町の河川敷へ向かいましたが、どうも入り口が分かりませんでした。
あそこらへんだろうと目星を付けたところは柵が降りていて、車では進入出来ませんでした。恐らく会場は違う場所なのだと思い、近場のセブンイレブンによってインターネットに繋ぎ、改めて譲渡会の情報を検索しました。
やっぱり会場の場所は間違いないようでした。
おかしいな…、なんでだろう?
開始時間は「9:00」で間違いありませんでした。
日付も「11日」だし、、「11日」じゃなかった。
わざわざ仕事休んだのに…。
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せっかくとなり町まで来たので、借りていたDVDを返しに図書館へ行きましたが、今日は休館日の月曜日でした。DVDは司書の方に直接手渡しで返却しなくてはならないので、ここでも無駄足を踏んでしまいました。
では買い物でもしてから帰ろうと、スーパーと100円ショップへ行きました。
時計のボタン電池を買ってから気が付きました。
ボタン電池は2つ入りです。止まっている時計はこのボタン電池が1つ必要です。前回も同じ電池を買ったので、間違いなく残りの電池一つが家の何処かにあるという計算になります。なんか悔しいです。
また、形状が近いので使えるかもしれないと買った万年筆のカートリッジは、残念ながら使うことが出来ませんでした。純正を買わずに横着した報いです。せめてインクはつけペンに使います。
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小屋でゆっくりと昼ごはんを食べ、少し遠回りですが、山の方から職場へ向かいました。
車で走っているのに良く目に入ったと思いますが、小川で鹿の角を見つけました。
車を停めて傾斜を下りました。
生々しい鹿の角を触るのは多少の戸惑いが伴いましたが、さきっぽの方を摘んでなんとか取り上げることが出来ました。
死んだ鹿のものではなく、生え変わり時の角のようです。
自然の多いところに住んでいる人や、近くそんな場所に行く予定のある人は、春先の今が角の生え変わり時期なので、目を凝らして森を歩けばもしかしたら見つけることが出来るかもしれません。
都会の人向けに、鹿の角が強気な値段設定で売られていますが、見るたびに、
「そこら辺に落ちてるんじゃないの?」
などと思っていましたが、実際に拾ったのは初めてだったので、案外レアなのかもしれません。
このまま飾るにはちょっと僕にはワイルド過ぎます。短くしたり削ったりして、ナイフやフォークの柄にでも出来たらいいなと思っています。
田舎暮らしの楽しみがまた一つ増えました。
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なんであれ、雇われで働くことは辛いですが、今日の仕事内容は非常に楽ちんでした。
看板や炊事場、その他さまざまなところに被せていたシートを剥がし、それを掃除して畳むだけ、、といってもかなりの量があるので、単純作業ですが午後の時間の大半を使ってしまいました。
残った時間はお風呂の掃除をしていたのですが、ここにさっき拾ってきた鹿の角を持ってきて綺麗に洗えたらさぞ楽しいだろうと思っていました。
ちゃんと就業時間が終わってから、たわしとクレンザーを借りて洗わせてもらいました。力いっぱい洗いましたが、案外見た目は変わりませんでした。
余談ですが、鹿の角はかなり固くて丈夫だし、尖っていて危ないと思います。
思い切り突かれでもしたら、人間の身体など呆気なく穴が開いてしまうのではないかと感じました。鹿はかわいいからと油断して近寄っては危ないと思います。
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僕の夜型体質はなかなか強固で、昨日は早めにベッドに入って本を読んでいましたが、一向に睡魔は訪れず、結局ニンテンドーDSの電源を入れるまで眠ることが出来ませんでした。
早くに眠りたい日は最初からニンテンドーDSをやった方が良さそうです。
また、昨日みた夢もやけにリアルだったのですが、もしこれを夢だと言わずに文章に起こしたとしたら、きっと頭がおかしくなったと思われそうな内容でした。
キーワードは、「スタイロフォーム」、「園芸屋さんの私」、「スタイロフォーム製のアタッシュケース」「入れ子になっている”赤色”のアタッシュケース」「阪神時代のレア物のスタイロフォーム」「登場人物全員がスタイロフォームに夢中で、激しく奪い合う」
花粉?ですかね…。
[おまけ]
3時のおやつに蒸しパンが出ました。他にも袋入りのピーナッツやルマンド、歌舞伎揚げなどもありましたが、僕はいの一番に蒸しパンを食べました。いや、、食べたと思っていただけかもしれません。
「一つ残ったこの蒸しパンは誰の?」
オーナーの奥さんの質問に対し、その場にいた4人(僕も含む)は口を揃えて、
「食べました」
といい、その場が
「???」
となりました。
そして僕以外の3人は口を揃えて、蒸しパンを食べていないのは僕だと言いました。
僕は最初に蒸しパンを食べたよ、と言ったのですが、オーナーの奥さんまでが、
「私もテロル君が食べてなかったと思う」
と言って、
「ちょっと食べてみてよ、そしたら食べてないかどうか分かるんじゃない?」
と笑って言うのです。
そこまでいうならと僕は蒸しパンを食べました。
想像通りの味だったので、僕がこの場で蒸しパンを食べたかどうかは結局わからずじまいでした。
まあ、蒸しパンは美味しかったです。
・食材:1327円
・雑貨:432円