昨日のDIYは、ちょっと不思議になるくらい上手くいかず、日が暮れてからもモヤモヤしていました。
関連記事:風呂が沸くまでに…|何一つ上手くいかなかったDIY
明けて本日、作業着の下に着込んだパーカーや、防寒用の靴下も脱いでしまうくらい暖かくなりました。
歯が痛いのが玉に瑕ですが、それもバファリンのようなものを飲めばピタリと治まるので、やっぱりこんな陽気の日は気持ちも上向きます。
天候に比例するように、今日のDIYは上手くいきました。
さっそく、「薪風呂の蓋」「Coffee Break」「うちわ」という順番で書いていこうと思います。
薪風呂の蓋
昨日作ったばかりの吸入口を取り除くというのは、やはり心が痛みました。
このDIYを成功させることで、この気持も昇華することが出来るでしょう…。
昨日のような失敗を繰り返したくはないので、今日は落ち着いて、一つ一つ丁寧に作業を進めていこうと心に誓っています。
まずは新聞紙で型を取り、大きさを確認しました。
吸入口は2倍くらいの大きさに変更しました。
吸入口前面の囲いは、ただの四角にせず、写真のような形状で切り出し、両サイドを折り曲げることで、より空気の取り入れを多く出来るようにしました。
※薪ストーブの吸入口を参考にしています。
リベットで固定したら完成です。
焚き口に装着してみました。
薪ストーブの吸入口が見慣れているので、なんだか大き過ぎるようで違和感がありますが、炉床の大きさを考えればこのくらいで丁度よい筈です。
[薪風呂のおまけ]
ペール缶の取っ手を加工し、火止めを取り出す為の引っ掛け棒?のようなものを作りました。
実は火止めを取り出しての掃除は初めてです。
火止めにはパンチング穴がたくさん空いているので、この穴から灰が入り込んでいるのではないかと心配だったのですが、全くそんなことはなく、きれいなものでした。
自分の作ったものなので言いにくいのですが、これは良い焚口だなと思います。
Coffee Break
暖かい土地で生まれ育った人は、なんだか穏やかだったりのんびりしている印象があります。
今日のような暖かな日に、陽だまりの中で作業をしていると、心にゆとりのようなものが生まれるような気がしてきます。
そういえばここ最近は、外仕事中に休憩をとることがなかったことに気が付きました。
売れ残っていたコーヒー豆がたくさんあるので、コーヒー休憩を入れることにしました。
自作のアルコールストーブは、使おうとしなくては出番が回ってきません。
こんな時こそ、アルコールストーブでお湯を沸かすチャンスです。
多少風があったので、スタンダードのアルコールストーブではうまくお湯が沸きませんでした。
※風防を使うべきでした。
関連記事:アルミ缶を使ったベーシックなアルコールストーブの作り方|タイニーハウスピリオディカルズ
作りたてのパイトーチ型(スタンダードのものより強い圧力が掛かる)に変えて、試運転がてら使ってみました。
※詳しいことは後日タイニーハウスピリオディカルズの記事でまとめると思いますが、結論からいうとこれは失敗でした…。
これはフレーバーコーヒーというものです。
かつて地元のお祭で、コーヒー屋さんとして出店した時の売れ残りです。
確かに美味しそうな香りのするコーヒーです。
これは豆ではなく粉です。
ホームセンターで買った「黒棒」というお菓子がなかなか美味しかったです。
ドイツ製のホワイトチョコレートも、濃厚で美味しいです。
※西友で買いました。
オススメです。
うちわ|Elephant’s foot
[昨日の夜]
失敗したうちわの骨には、七輪の網を使っていましたが、どうも重量が気になりました。
やはり通常のうちわの骨(プラスチック製)に、新しい紙を貼り付けることにしました。
[明けて本日]
まずは柄になる木の枝を拾ってきました。
これは我が家で剪定した野桜の枝です。
良さそうな部位を切り出しました。
今日は丸のこを使わず、生木用のノコギリで丁寧に切り込みを入れていきました。
穴は前回と同様二箇所です。
鉄棒を突き刺すのではなく、番線を二重にして巻きつけました。
かなり強く扇いでもビクともしないうちわが完成しました。
何事も落ち着いて、丁寧な作業を心掛けることが成功の近道なのかもしれません。
[おまけ]
ちょっとナイフで削ってみたところ像の足っぽくなったので、この柄には「Elephant’s foot」と名付けることにしました。
おしまい!
>>火止めを取り出す為の引っ掛け棒
北海道ではその棒のことを「デレッキ」と呼びます。
https://www.weblio.jp/content/%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AD
昔はどこの一般家庭にも常備してたせいか
言うことを聞かない子供を殴るのにも使用されたという
闇の一面も持っている万能棒です。
ええ、私もよくやられました(苦笑)
デレッキ。
ありがとうございます!
デレッキに関して検索してみると、様々な記事がみつかり、ちょっと面白かったです。
特に「北海道の暖房器具~石炭ストーブには、デレッキ、じゅうのう、石炭箱」というページが良かったです。
http://www.hokkaidolikers.com/articles/3866
棒というものは、自然と手に馴染んでしまうものがありますよね。
ちょっと分かる気がします。
でもデレッキで叩かれるのは怖いですね。笑。