風呂の水は、直ぐ近所の用水路で汲んできますが、たまに水量の少ない日があります。
20Lのポリタンクを片手で持ち、用水路のちょっと滝っぽくなっているところに突き出して汲むのですが、水が溜まるまでの時間が長くなればなるほど、支えている腕はキツくなってきます。
20Lのポリタンク換算だと、この作業を7、8回繰り返すので、きっとこの仕事が今日のハイライトになると思います。
風呂桶に水を張り、炉内一杯に薪を焚べたら後は良い湯加減になるまで待つだけです。
たまに薪を焚べにいけば、確かに待っているだけで風呂は沸きますが、一応裸火を扱っているので、あまり側を離れずに外仕事をやりながら待つというのが決まりごとのようになっています。
いつもは薪割りなどをしていることが多いのですが、今日は炉床の煤汚れが気になりました。
小屋の中で使っている薪ストーブの外側が煤で汚れないのは、ひとえに扉が付いているからです。
態々扉を新調することは出来ませんが、手持ちのものだけでなんとか扉っぽいものを作ってみようと思います。
現状把握
まずは炉床の中を掃除します。
良く燃えるように炉床にはロストルを入れていますが、ロストルの下に石をいれ、更に高さを出してみることにしました。
※これが功を奏したのか、今日は薪の燃え残りがありませんでした。
これでセット完了です。
松ぼっくり→細い枝→中くらいの枝という感じに重ね、着火します。
扉がないので、多少は全面にも煙が出てきてしまいます。
この煙せいで、焚口上側は大分黒ずんでしまいました…。
扉代わりにコンクリートブロックを積み重ねていますが、どうせならもう少しマシな扉が欲しいと思います。
薪ストーブの扉っぽいのを作りたい
この扉の空気の取入口を真似して作れたら良いのですが、さて出来るだろうか…?
手持ちのゴミ資材の中で使えそうな物は、以前油はねガードとして使っていたスチール板です。
元はホワイトガソリンの缶です。
[油はねガードが出て来る記事]
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スチール板は金鋏で簡単に切ることが出来ますが、最初の取っ掛かりの穴は、ドリルなどで開けてやる必要があります。
開けた穴に二回りほど大きく切った板を湾曲させてからあてがってみると、これが思った以上に良い感じになりました。
ドリルで下穴を開けてからリベットで止めようと思います。
バリ取りをしなかったので、手を切ってしまいそうなところはアルミテープを貼っておきました。
完成したけれど…
薪ストーブの扉を真似した為に、この炉床に対しては空気の供給量が少なくなってしまいました。
取り入れ空気が少なくなったお陰で、燃費は良くなったような気がするのですが、風呂が沸くまでの時間は1.5倍くらいになってしまいました。
このような扉でも煙は漏れなくなったので、そのうちに空気の取り入れ口を倍くらいの大きさに変更しようと思います。
うちわの柄が作れなかった…
この満身創痍のうちわは、薪風呂の焚付時に使っていました。
柄が折れてしまったので、写真のように取っ手を取り付け、だましだまし使っていました。
10回ほど扇ぐと外れてしまううちわなので、風呂が沸くまでの間に新しいうちわを自作してみようと思います。
見つけてきた素材は、何かの柄と七輪の網です。
何かの柄は木製なので、真ん中に丸のことノコギリで切り込みを入れ、円網を挟み込んでみました。
簡単に作ることが出来そうな予感がします。
網に貼る紙は、処分予定だった写真集から拝借しました。
糊付けした後に、縁をテープで止めました。
うちわ部を柄に挟み込んだら穴を開け、適当な鉄棒を突き刺し、抜け落ちないように両端を曲げました。
叩き方が強すぎたようで、柄が割れてしまいました…。
失敗です。
固定にはボルト・ナットがあれば良かったのですが、探しても良いサイズのものが見つからなかったので、適当な鉄棒を突き刺すことになりました。
それだったら自分でボルト・ナットを作ろうと思いました。
※素材は廃棄予定の五寸釘です。
釘が真っ直ぐではないので、インパクトドライバーでは思うようにネジが切れませんでした。
手作業で地道にやっていくことにしました。
インパクトドライバーを使った時にダイスのネジ山を潰してしまったのかもしれません…。
全くネジが切れませんでした…。
また失敗です…。
仕方ないのでそこら辺に落ちている枝に切り込みを入れ、柄に使おうとしたのですが、ここでも最後に鉄棒を折り曲げるところで柄を壊してしまいました。
もうお風呂が沸いてしまったので、今日のところは完全敗北でフィニッシュです…。
今日はたくさんのゴミを生み出しました…。
おしまい…。