一人用の土鍋|ビンテージの梅

今日は目覚ましをかけてまで早起きし、隣町の図書館へ行ってきました。

というのも、今日はまた夜になってから雪が降るようなので、猫たちの為にも出来るだけ早くに帰って薪ストーブを焚きたかったのです。

 

週末だし、スーパーのポイントが5倍になるというイベントもあってか、今日の隣町は(空き家率全国ワースト1位の山梨だというのに、)凄い人混みでした。

若者やお店が少ないと、過疎であることをマイナスに感じることが多かったのですが、今日のように渋滞して進まない道路を見ていると、どうやら“過疎”というものは田舎の良いところの一つなんだなと思えてきます。





今日は一人用の土鍋を買い直しました。

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約一年前の日記の中には、『一人用土鍋:279円』と書いてあるのですが、これと全く同じものを買いました。

土鍋は夜中の空腹を満たしてくれる、とても便利なアイテムですが、薪ストーブの上に乗せて使っていたのが悪かったのか、ヒビが入ってしまったのです。

一年くらいで壊れてしまった鍋をまた買い直したのは、僕の性格からすると少し意外なことのような気がしますが、半永久的に使えるであろう鉄鍋だと、焚いたご飯はいかにも張り付きそうだし、ステンレス製の鍋ではなんだか味気ないような気がします。

それに、無駄食いを助長する鍋に、それほどお金を使うわけにもいきません。

田舎なのでレパートリーも少なく、それであればまた同じ土鍋を買い、これを使っている間に、『これだ!』と思える土鍋との出会いを待とうと思ったのです。

色違いで、蓋の色がピンクというのもありました。

最近はこれで、お米の代わりにオートミールを焚くことが多いです。

 

 

先日ご近所さんから、17年間漬けたという梅酒の「梅」だけを貰いました。

漠然とですが、17年も漬けたものはさぞかし美味しくなっていると思ったので、とんでもなく良いものを貰ったような気持ちになっていました。

ビンテージワインの値段は意味がわからないくらいに高いし、それは琥珀色をしたウイスキーだって同様です。

ワクワクして梅を一つ取り出し、おもむろに頬張ってみたのですが、どうやら酒に漬けた梅の熟成というものは、ある時期を境にピタリと止まってしまうような気がしました。

というのも、食べた青梅は僅かにシャリシャリとするような、僅かな歯ごたえが未だに残っていたのです。

更に付け足すと、砂糖や蜂蜜などの甘味料が殆ど入っていない梅酒なので、非常にマットというかドライというか、、まぁ大人な味がしました。

長年漬けたものの価値は、味というよりもその期間に値段が付くだけで、必ずしも右肩上がりに美味しくなり続けるというものではないのかもしれません。

僕が半年とちょっとの期間漬けた、たっぷりの氷砂糖とホワイトリカーを使った梅酒は、多少渋いとは思ったものの、それでもなかなかの美酒だったと思います。

拾ってきた梅たちはシワシワに変化し、それはデザートのように甘くて美味しかったです。僕は一日に10個くらいは食べていたのですが、しかしこの17年ものの梅は、なかなか減っていかないような気がしています。

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ちなみに自作の梅酒は、わずか一週間程度で飲み干してしまいました。

あまりにも新鮮そうなので、とても17年間もお酒に漬かっていた梅とは思えませんね。

この梅を使った、とびきりに美味しいレシピでもあれば良いのですが…。

 

僕の味覚ではビンテージのお酒を飲んでも、きっとそれほど美味しいとは思えないような気がします…。残念ではありますが、リーズナブルではあります。



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