35.ディス・イズ・薪風呂

火加減を誤り風呂の温度が50℃を超えていくところをみて妄想しました。

この中に浸かっていたらそのうちに茹で上がってしまうだろうと。

 

妄想は加速し、「ウルグアイ空軍機571便遭難事故」のことが思い出され、かつ自分が動物肉を断っていることも後押しし、何だか怖くなってしまいました。

「ウルグアイ空軍機571便遭難事故」というのは、乗客乗員45人を乗せた飛行機がアンデス山脈に衝突し墜落したというものです。

厳寒の山脈で72日間、救助されるまで生存を果たした16人が、如何にして生き延びたか、その辺りのことは沢山の書籍や映画になっています。衝撃的な内容ですので、興味が湧いた方は覚悟を持って調べて下さい。嫌な気持ちになったとしても僕を責めないで下さい。

少しずつですが朝方生活に近付いているので、早く起きた分だけ外仕事が捗ります。

車の簡単なメンテナンスと洗車を済ませ、(書き忘れていましたが、)昨日繋ぎ変えて24V仕様となっていたソーラーシステムの調子が悪いので再度12V仕様に戻したり、本日の必須の作業である煙突掃除を済ませた後は、やっぱり今日も「直火タイプの薪風呂」に掛り切りとなっていました。

僕のようなものでも、トライ・アンド・エラーを諦めずに続けてさえいれば、いつかは「直火タイプの薪風呂」が完成するのです。

今日も書く順序が時系列ではなかったため分り辛かったかと思いますが、驚くほど早くに温まる「直火タイプの薪風呂」がだいたい完成しました。

 

完成した薪風呂は、何だかとてもいい感じです。

見た目は本当にアレなのですが、それは仮設だからなので、今年の秋くらいまでには本気の薪風呂を完成させたいところです。

仮設の風呂は、場所移動を考えるとコンクリートで固めてしまうことが出来ません。その為に大分苦労することになりましたが、それだけ学ぶことも多かったと思います。

 

今僕はこの薪風呂のことを誰かに自慢したくて堪らなくなっているので、僕の生活を「羨ましい」と言っていた兄に、見た目の酷い風呂の写真を送りつけてやろうかと思っています。

僕としては兄を困惑させたくてメールするので、これは“悪巧み”要素が強いつもりです。

しかしこれは受け取った人がどのように感じるかというところが重要だと思うので、もし本当にメールを送るとしたら、「この風呂どう思う?」といったことを文末にでも付け加え、返信を求めてみようかと思っています。

誰かの葬式くらいでしか家族に会うことはなくなってきていますが、そんな距離感の弟から、見た目が非常にアレな「直火タイプの薪風呂」を見せつけられる兄というのは一体、どんな気持ちでしょうか?

しかしながら僕の兄はとても変わっているので、案外素直に受け入れてしまうという、つまらない結果になるような気もしています。

 

「直火タイプの薪風呂」制作は大変だったので、明日の日曜日はとことんだらけたいと思います。

 

※タイニーハウスピリオディカルズの記事につきましては、@morinoterrorではなく、@THPeriodicalsだけでツイートすることにしました。

 

【煙突掃除】
【LED照明点灯時間:∞】

 







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