多元的国家

いつかまとめることがあるかもしれませんが、備忘録として、薪ストーブを使った日と煙突を掃除した日、電気が尽きて部屋の電気が落ちてしまった日と車のバッテリーと部屋で使っているバッテリーを交換した日をメモしています。

昨日は久しぶりに部屋の照明が落ちてしまい、ロウソクを出してきました。





 

久しぶりにと書きましたが、備忘録を確認したところ僅か2週間前にも照明が落ちており、車のバッテリーと交換したと書いてありました。

何かと記録していると分かるのですが、人の記憶なんて当てにはなりません。

現に今回も、少なくとも1か月間はソーラー発電だけで賄えただろうと思っていましたが、とんだ見当違いをしていたことが分かりました。

 

[翌朝]

いつものことですが、蝋が垂れて大変なことになっています。

垂れた蝋はパキパキと折ってビンの中にまとめ、燭台に付いた蝋は、薪ストーブにアルミホイルを敷いて、その上に乗せておけば直ぐに溶けるので、液状になったところで拭き取ってしまえば清掃完了です。

 

LED照明に比べると、やっぱりロウソクやランタンの灯りは暗いです。

たまにはこんな灯りだけで生活するのも気持ちが落ち着いて良いものだと書いたこともありますが、例えば外仕事を終えたばかりの汚れた作業服姿のときに部屋の照明が使えなかったりすると、面倒くさいと思ってしまいます。

せめて手洗いうがいをして、清潔な部屋着に着替えるまでは耐えて欲しいと思います。

ロウソクなどの暗すぎる照明しかないと、これに引っ張られるように気持ちもなんだか暗くなってしまうことがあります。

僕にはまだ薪ストーブと、燃料になる薪が山のようにあることが救いだと思っています。

寒風吹きすさぶ中、ロウソクの灯りしかないような状況が続けば、それは流石に僕だって嫌になります。

そんな生活に陥らないように頭を捻り、工夫をすることが出来るのが人間の良いところだと思います。多少の不便くらいならゲーム感覚で楽しむことが出来るような精神力が身につけば、それこそどんな秘境に行っても自分を見失うことなく、美しいものや真新しさに気がつけるような気がします。

 

 

10日くらい前に発送して取引が終了したと思っていたニューヨーカーからクレームが入りました。

iPhoneに入る通知の種類は2種類あり、一つは商品が売れたというお知らせで、もう一つはメッセージが届いたというお知らせです。

メッセージ通知を見ると、どうしても身構えてしまいます。

良い商品をありがとうと、身につけたところの写真を添付してくれる人もいるのですが、クレームの可能性があるだけに、やっぱりメッセージ通知は苦手です。

嬉しいメッセージと嬉しくないメッセージが混在している今の状況と、嬉しいメッセージが一切なくなる代わりに悪いメッセージも届かないというケースとを選べるとしたら、僕は一体どちらを選ぶのだろうか?

これは人付き合いをすると楽しかったり嬉しかったりすることもあるけど、やっぱり傷付くこともあるからと、嫌なことを恐れるあまり誰とも関係を持たないという考えと似ていると思います。

こんな考えではいけないとは思いますが、それでも次から次へと新しい出会いを求めてやまないような人にはなりたくないとも思うので、やっぱり人付き合いは難しいと思います。

 

[おまけ]

土が盛り上がっているところが3箇所ありますが、これはモグラの仕業です。

モグラはずっと土の中で住んでいる不思議な動物ですが、引きこもりの人間が、例えばインターネットの中でコミュニケーションをとることがあるように、モグラにも土の中で様々なドラマがあるのかもしれません。



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