隙きのないルール作りはお互いのため

先日の日記で、ホームセンターで安売りされていたコンクリート用のドリルが使えなかったので返品したいと書きました。

安売りになっている商品の返品は受け付けませんと言われたら嫌だなと思いながらカウンターまで商品とレシートをあわせて持っていくと、特に理由も聞かれずに、「はいはーい!」といった感じで、呆気なく返金に応じてもらうことが出来ました。





そういえばこのホームセンターでは、大きな荷物を運びたい時は軽トラを無料で貸してくれます。昨日僕はこのサービスを使ったのですが、その時も免許証の確認すらなく、住所、名前、電話番号を書いて、最後に署名をするだけで車を借りることが出来ました。

やけに簡易化されていると感じたのですが、仮に世の中から悪巧みをする人がいなくなれば、巷では常識とされている煩雑なルールをもっとシンプルにすることが出来るのだろうから、この考えでいけば、この町は東京に比べると平和なんだろうなと妙に納得してしまいました。

しかし人間は様々なことを想像してしまう生き物です。

ルールに穴があると気が付けば、こんな悪いことが出来てしまうと、全く実行するつもりはなくても想像してしまうものです。

そんな想像力があるから、世の中には様々なフィクションが生まれ、人々を楽しませているのだと思います。

 

人類の知能レベルをもっと下げることが出来れば、少なくとも平和な世の中にはなるのかもしれませんが、そんな世の中が良いと思う人がいるとは思えません。

 

例えば人の目につくところに財布を置いておくだけで、それを見た人の中に邪念を抱かせることが出来ます。

このことを踏まえると、隙きのないルールを作るということは、ちょっと寂しくもありますが、お互いの為なのかもしれません。

 

このドリルなら間違いなく使えるのですが、僕のドリルは振動ドリルです。

ハンマードリルではないので、果たしてコンクリート土間に何箇所も穴を開けることが出来るのか、少し不安です。

 

 

今日はグラインダーで耐火レンガや、幅広の重量ブロックを切ったり、モルタルを練ったりしました。

ブロックを切断するときやモルタルを練るときに舞い散るパウダー状のセメント粒子が衣類や髪の毛、皮膚の表面や皺の谷間に入り込んでしまったので、今日は本当に風呂に入りたかったです。

しかし現在製作中なのが風呂なので、まだしばらくは薪ストーブで沸かした雨水を使って、シンクの中で洗髪をしたり、濡らしたタオルで身体を拭いたりしなくてはなりません。

1週間くらいならこれでも頑張れますが、それ以上になると本人には知覚出来ない体臭が少しずつ強まっていくような気がするので、危機感を持って作業に取り掛かろうと思っています。

 

おまけ:遂に処分することに…

 

このアート作品が気になった方は:

デジタル時代の断捨離|捨てられない物ってどんな物?|タイニーハウスピリオディカルズ

 

遂に処分することになりました。

決め手になったのは、「カビ」でした。

 

おまけ2:ゴルゴ13にみる自由なデザイン

ひょんなことから、今、我が家にはゴルゴ13の漫画が20冊くらいあります。

たまに思い出してパラパラとめくるのですが、デザインが奇抜で面白いです。

どうやらこの漫画は今から30年も昔に発売されたもののようですが、ゴルゴ13は古さを感じさせないというか、初めて読んだ時からずっと古い感じがしていたからか、ちっとも色褪せない感じがする不思議な漫画だと思います。

 

鼻から下が空白

 

紫色がどんどん濃くなっていく。

ゴルゴ13では死んだ人はすぐに色が濃くなるので、この絵はちょっと不吉に映ります。




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