メンテナンスの多い一日

ちょっと太めと思われる枝がトタン屋根の上に降ってきた音に驚いて目を覚ましました。

パラパラという音が断続的に続いていたので、「今日は雨か…」とガッカリしながらロフトを降りて外に見ると、意外にも好天でした。

時折強風が吹いていたので、先程のパラパラ音はきっと木の葉の落ちる音だったのだと思います。





 

今日の最初の仕事は、やっぱり郵便局へ行くことでした。

秋の幻想的な日差しの中、今のこの瞬間が最もよい気候だといいたくなりましたが、僅かにピークは過ぎてしまったようで、少し肌寒く感じました。

 

14時の日差し。

どんなに晴れても日差しの強さはこのくらいで、高さも大分低くなったと思います。

 

郵便局からの帰り道、今日は珍しく廃材が手に入りました。

 

建材として使えるものは当然ながらありがたくいただくのですが、加工穴だらけの材や、短すぎるものでも薪ストーブの燃料になるので、やっぱりありがたくいただきます。

それでは何でもあるだけ貰ってくればいいじゃないかと思いがちですが、そうではありません。

例えば、建材として使えない大きさの「合板」や、「ペイント済みの材」は、薪ストーブでは燃やせないからです。

他にも、ボンドなんかがびっちりと付いたものも躊躇してしまいます。

 

まだ僕が右も左も分からなかった頃は、薪ストーブで何でも燃やしていました。

特にペイント済みの材を大量に燃やした時は、すぐに煙突内がベトベトになってしまい、ワイヤーブラシで擦っても内壁のベトベトは取ることが出来ませんでした。

結局煙突を買い換えるしかなくなってしまい、痛い出費だったことがありました。

合板も接着剤を使っているため、燃やしたらいかにも身体に悪そうな黒鉛が出てしまうので、やっぱり薪ストーブで燃やすのは止めたほうがよいと思っています。

 

 

郵便局から真っ直ぐ小屋に戻ると、綱吉が2匹の黒猫を抱き抱えるような格好で寝ていました。

猫の寝床には、10月から湯たんぽを入れてはいますが、やっぱり夕方になって薪ストーブを焚くまでは寒いのかもしれません。

 

今日も外仕事を頑張ろうと小屋を出ると、杉の間伐材や適当な枝で作った薪棚の一部が壊れていることに気が付きました。

いったん薪を取り出し、丈夫そうな建材を1本使って修理をしました。

緑矢印のところが補修した箇所です。

ちょっとだけ立派な建材を使ったので、しばらくは大丈夫だと思います。

 

実は先日の夜、なんとなく目が痛いなと思いながら机に向かっていたのですが、ヘッドライトを点けて見回してみたところ、小屋の中が薄っすらと煙で充満していました。

前回の煙突掃除から3週間も経っていないので、煙突が詰まるには少し早過ぎると思いました。

考えられる原因は、恐らく針葉樹の薪ばかり使っていたことと、その薪の乾燥状態が甘かったからだと思います。

よく乾いた広葉樹の薪も沢山用意してはあるのですが、庭を圧迫しているヒノキの薪を消費したい一心で、最近は生乾きであろうとヒノキの薪を優先的に使っていたのです。

今後は3:1くらいの割合で、広葉樹の薪も少しは使っていこうと思います。

 

 

昨日撤去した薪風呂ですが、まだ炉床がそのままだったので、取り出そうと思います。

 

炉床には耐火レンガを使っているので、取り出してまた再利用したいと思います。

 

今度こそ、薪風呂の跡形はなくなりました。

 

この後は17:00の時報が流れるまで、「風呂トイレ小屋」の作業を進めていましたが、思いっきり設計を誤ってしまったところがあり、焦りました。

しかしちょっとくらいの設計ミスであれば幾らでもリカバー出来てしまうところが、誰とも契約していない自分の為だけにやるDIYの良いところだと思います。

騙し騙し進めていこうと思います。

 

おまけ

野外のソーラーパネルを日差しの良いところまで運ぼうとしたところ、謝ってバッテリーなどの入った箱を落下させてしまいました。

大事には至らなかったのですが、インバーターのコンセント部がひしゃげ、プラスチックの一部が破損してしまいました。

そのままでもなんとか使うことは出来ましたが、簡単に直りそうなので修理することにしました。

ひしゃげた金属部は、プライヤーやペンチで曲げたり叩いたりして殆ど直してしまったので分かりにくいのですが、コンセントのプラスチック部は割れたままです。

 

ビスを外してコンセント部を取り出し、接着剤でプラスチックの破片を接着して終わりの筈だったのですが、これは瞬間接着剤あるあるですが、使おうと思ったら中身がカチカチに固まっていて使えませんでした…。

 

エポキシを使うと、必ずと言ってよいほど手を汚してしまうのですが、瞬間接着剤が使えなかったので仕方がありません。

慎重にA材B材を混ぜ合わせました。

 

完成。

コンセントが真っ直ぐに入ること、直ぐに抜けてしまわないこと、そこさえ改善すれば僕は満足です。



“メンテナンスの多い一日” への2件の返信

  1. こんばんは。
    いつも楽しみに読んでいます。

    必要に迫られてという部分はあるにせよ、メンテナンスや修理を厭うことなく大切にされている姿勢を拝見するたび、自分も見習いたいと思います。

    さすがにコンセント口の修理とまではいきませんが、とりあえず、まずは車をキレイにするのにシリコンスプレーを買ってみようと思っています。

    シリコンスプレーが良いという知識すらなかったので、こういう事を知ることができるのはありがたいです。

    これからどんどん寒くなりますが、暖かくして体調に気をつけてお過ごし下さい。

    1. コメントありがとうございます。

      特に車の修理などは、出来ることなら専門家にお任せしたいところですが、どうしても先立つものが無いため、仰るとおり必要に迫られやっています。

      しかし車をキレイにするなど、身の回りをスッキリとしておくことは、様々な面でお得だと思っています。

      本当に寒くなって来ましたね。

      お互い風邪など引かぬよう気をつけましょう!

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