自然信奉|[映画]シャッターアイランド

移住前の天候に対する意識は低く、どれも大雑把な記憶しか残っていません。

 

例えば、、

・夏は、扇風機だけで凌ぐから自宅は暑く、会社へ向かうときはコンビニや、駅のコンコースの雑貨屋、本屋などエアコンの効いた店で休みつつだった

・冬の寒さには、炬燵やファンヒーター、ホットカーペットなどを試してきたけど、最終的に灯油ストーブに落ち着いた

・梅雨時期は良く雨が降るから傘が手放せないけど、一日中振り続けることは稀だ

・雪が降ったり台風が直撃すると電車が止まるから、いつもより早くに出社しなくてはならない





僕に残っている記憶はどれも暑さ寒さなどの気象変化に対抗した記憶ばかりで、今のように秋から冬にかけての自然の大変革や、冬から春にかけての鳥たちの歓喜、夏の夕立だったりカエルやひぐらしの大合唱、狐の嫁入り、季節ごとの収穫物や自然の猛威など、こちらに来てからはまるで自然の観測者のように、いつまでも外を眺めるようになりました。

自然変化も毎年のことだからそのうちに飽きが来るのかもしれませんが、僕にとって四季が巡るスピードは絶妙で、丸一年が経つ頃には季節ごとのマイナスイメージが薄れているので、今のところは毎年新鮮な気持ちで新しい季節を迎えることが出来ています。

 

最近は雨が多く、一度降り出したら数日間は降りっぱなしです。

季節の変わり目は、こんな長雨を何度か繰り返します。

 

毎晩薪ストーブも焚いているし、ソーラーパネルによる発電量も大幅に低下しています。

あと少ししたら空気が張り詰めるようになり、霜が降り、地面が凍結し、雪が降るのだと思います。

落葉広葉樹の黄色くなった葉も全て落ちてしまうので、これからは周囲の家が見通せるようになります。

 

寒さに弱い生物は死に絶えるか冬眠をするし、人間は車のタイヤをスタッドレスに取り替え、薪を割り、衣替えをするし、猫だって自前の毛皮のアンダーコートが伸びてきて、冬に備えます。

自然の極端な変化に合わせ、生物は柔軟に変化していくしかないようです。

多くの生命が季節変化に順応出来ずに死んでいく中で、自然を崇め季節変化を喜ぶというのは大層なことだと思います。

 

最近見た映画

[シャッターアイランド]

監督:マーティン・スコセッシ

 

マーティン・スコセッシといえば、古くは「タクシードライバー」だし、最新作は去年の「沈黙」です。

最近みた、「ディパーテッド」も面白かったので、この作品も楽しみでした。

 

ストーリー

1954年、連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)とチャック・オール(マーク・ラファロ)ら捜査部隊は、ボストンハーバーの孤島(シャッターアイランド)にあるアッシュクリフ精神病院を訪れる。この島でレイチェル・ソランドという1人の女性が、"The law of 4; who is 67?" という謎のメッセージを残して行方不明となった。強制収容されている精神異常犯罪者たちの取り調べを進める中、その病院で行われていたマインドコントロールの事実が明らかとなる。

シャッター アイランド- Wikipedia

 

カッコいいエフェクトが多い

 

問題のラストシーン

 

見終わった後すぐにネット検索してしまうような、疑惑の残るラストです。

思わずもう一度見直したくなるような映画でした。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA