初めてのBMW

なんだこの忙しさは…!

ってくらい今日は忙しかったです。

昼に郵便局に行ってわかりましたが、今日は「山の日」ということで休日でした。

 

忙しくてまともに休憩が取れなかったので、従業員専用駐車場の近くに行くことがあれば、さっと車に逃げ込み、そして座席を倒せるところまで倒し、目をつぶって100秒数えるみたいなことをしていたのですが、そんな時にちょっとしたトラブルが起きました。

車(BMW)でバックをしていた人が操作を誤り、後輪の片側が溝に落ちてしまったのです。

落ちてしまった側のタイヤだけが空転してしまい、どうしても抜け出すことが出来ませんでした。

これはピックアップトラックでBMWを引っ張り出すしかないかもしれません。

僕はトラックとBMWを繋ぐためのワイヤーロープを持ってこなくてはならなかったのですが、そのワイヤーロープは深い森の中に長いこと放置してあるユンボの座席下にあることが判明しました。

ヤブ蚊をはじめ、様々な羽虫や蜘蛛の巣、もしかしたらアブやブヨ、ヒルだっているかもしれません。

そんな森の中をかき分けながら進んで行くと、確かに年季の入ったユンボが見えてきたのですが、驚くことにユンボは倒木の下敷きになっていました。

とりあえず今はワイヤーロープを持っていくことが最優先なので、倒木には目をつぶるしかありませんでした。

 

このユンボは大分古いものですが、バッテリーさえなんとかすればまだまだ動くといいます。

そのうちにこの倒木もなんとかしなくてはならないでしょう…。

 

ようやく脱輪したBMWとピックアップトラックをワイヤーロープで繋ぐことが出来ました。

後はBMWを溝から引っ張り上げるだけですが、どちらの車にも誰かが乗らなくてはなりませんでした。

オーナーと僕で話し合った結果、僕がBMWを運転することになりました。

普段手でノブを回して窓を上げ下げするような年代物の車しか乗ったことのない僕にすれば、BMWを運転するというだけでテンションが上ってしまいます。

今回僕の中で最も盛り上がったのは、BMWの運転席に座った後に、幾ら探してもイグニッションキーの場所が見当たらなかった瞬間です。

何やら四角いプラスチックが鍵代わりになるというので、言われるがまま、それを左手にある穴に入れましたが、そのプラスチックに付いているボタンを押してみても何の反応もなく、エンジンはかかりませんでした。

ブレーキを踏みながらとか色々と試しましたが、どうしてもエンジンをかけることが出来ません。

仕方がないので恥を忍び、エンジンの掛け方を尋ねたところ、四角いプラスチックを差し込んだ上にある、丸いボタンを押すことでようやくスターターモーターが作動し、エンジンを掛けることが出来ました。

僕の準備が整ったので、さっそく四輪駆動に切り替えたピックアップトラックでBMWを引っ張ると、これまでの苦労が嘘みたいに、呆気なく溝から抜け出すことが出来ました。

BMWの運転手からすれば、タイヤが持ち上がった瞬間が喜びのピークだと思いますが、僕は少し前の、BMWの運転席に座り、エンジンを掛けるまでがピークでした。

BMWの運転手は、脱輪してしまったことが恥ずかしかったのか、ちょっと強がった感じで言い放ちました。

 

「この車はダメだ、また新しいのに乗り換える!」

 

この思考の違いが、お金持ちと貧乏人を分けるのだろうかと、少し考えてしまいました。







“初めてのBMW” への 2 件のフィードバック

  1. >「この車はダメだ、また新しいのに乗り換える!」

    見栄を張る、虚勢を張るといった心意気(?)が
    お金を生み出すのでしょうかね(笑)
    稼ぐにせよ 借金にせよ、中途半端にお金が生活の主役だった頃は
    ココロが病んでた気がします。

    以前知り合いのアウディを移動させる場面に遭遇した時
    (よくて)中流国産車しか乗ったことのない私は
    ライトさえ点けられなくて笑ってしまいました。
    (ライトだと思ったらワイパーだった!)
    20年前の話です。

    1. 今よりももっとお金が稼げれば、今よりももっと幸せになれると盲目に信じきることですかね…?

      良いことなのかそうではないのかはちょっと分かりませんけどね。

      大衆車と高級車は、目に見える違いがなくては購入者は満足出来ないと思います。
      その違いに戸惑うこともまた、高級車に乗ることの喜びなのかもしれませんね。

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