以前、タイニーハウスピリオディカルズの記事のなかで、「ヤマドリタケ」というキノコは、ヨーロッパでは欠かせない高級食材であり、「ポルチーニ」という名前で広く知られているというようなことを書きました。
[フリー食材|秋編][2/2]田舎は食べ物がタダで手に入るというのは本当か?|タイニーハウスピリオディカルズ
気がつけば今年も「ポルチーニ」の季節になっていました。
昨日から今日にかけて、台風の影響で大雨が降りました。
大雨や強風に煽られる小屋の中は心細くさせますが、そんな嵐も今日の昼過ぎには収まり、その後は良く晴れました。
そして近所のある一角では、数日前までは目につかなかったキノコたちが大きく成長し、存在感を示し始めていました。
変わった色のキノコや成長しすぎて崩れかけているもの、カラフルで見るからに毒々しいもの、ヌメリのあるもの、そしてシロップをかけた洋菓子のように、思わず食べてしまいたくなるものまでありました。
目当ては「ポルチーニ」なのですが、多種多様なキノコたちには一々目を奪われてしまいます。
「もののけ姫」に出てくる「こだま」みたいなキノコ。
かわいいですね。
こちらも白くて綺麗なキノコです。
もしこれが「ドクツルタケ」だとしたら、食べたら死ぬ恐れがあります。
[猛毒注意]
これはまだ調べのついていないキノコですが、ポップコーンにホワイトチョコをかけたような、美味しそうなお菓子に見えます。
写真を撮った時は、シロップ滴るケーキのようで旨そうだと思いましたが、今になってよく見てみると、普通に気持ちの悪いキノコでした。
毒々しいですね。
これなんかは「トリュフ」っぽさがあると思います。
ヌメリのあるキノコは一見気持ち悪いですが、ナメタケという美味しいキノコがある以上、邪険にしてはいけないと思います。
このキノコは、、なんで撮ったのか忘れてしまいました…。
ようやく目当てのポルチーニを見つけました。
何本か採ったところで違和感を覚えました。
なんとなくですが、右4本と左の2本は種類が違うような気がしてきたのです。
バイト終わりにインターネットで調べてみたところ、「ポルチーニ=ヤマドリタケ」で間違いはないようですが、どうも似たキノコがあと2種類、存在しているようです。
・ヤマドリタケ(大正解:ポルチーニ)
・ヤマドリタケモドキ(セーフ:味や香り、食感は劣るが食べられる)
・ドクヤマドリ(NG:名前の通り毒キノコ)
キノコを洗ったら、傘にヌメリが出てきました。
万が一食中毒になったら職場のシフトに穴を開けてしまうので、一旦乾燥させ保存食にします。
そして夏のバイトシーズンが終わってから食べようと思います。
[最後に]
素人が野生のキノコを食べるのは危険なので、お薦めはしません。
ホダ木に買ってきたキノコの菌を植え付けるのが良さそうです。
標高1000m以下だったらドクヤマドリ(タヘイイグチ)はないと思うよ。
ちなみに日本にはヤマドリタケはなくて、
ヤマドリタケモドキ、ススケヤマドリタケ、アカヤマドリあたりを、
ポルチーニとして食べていると思います。
どれもとっても美味しいです。
>標高1000m以下だったらドクヤマドリ(タヘイイグチ)はないと思うよ。
今回採取したキノコ以外にも、ポルチーニに似たキノコが沢山生えていました。
てっきり毒キノコだと思って避けていましたが、案外食べられたのかもしれませんね。
>ちなみに日本にはヤマドリタケはなくて、
そうだったんですね。知りませんでした。
優良な情報をたくさんいただきまして、ありがとうございました!
さっそく今日のブログで使わせていただきます!
こんばんは。こちらは「タマゴタケ」が沢山出ていますよ。パスタに入れると超美味しいです。
こちらでは見たことのないキノコでした。
さっそく探してみます。
ありがとうございました!