商売の極意

昼の休憩時間に車で眠ってしまい、5分くらい寝過ごしました。

誰にもバレなかったので良かったです。

 

一昨日は何故か目覚まし時計の鳴る2分前に目が覚めました。するとその日はすこぶる調子が良かったです。

今日のように、目覚ましの音で寿命が減ってしまうのではないかと思うくらい目覚めの悪い朝だと、その日は一日、身体に力が入りません。

どうやらこれまでの僕は、朝の目覚め方について無頓着だったようです。

1.5時間周期になるように工夫して目覚ましをセットするとか、寝起きに柑橘系の香りを嗅ぐと良いなんてことを聞いたことがあるので、さっそく試してみようと思います。

 

 

今日の午後も昨日と同様にワークショップを開きました。

ちなみに昨日のお客さんは0人でした。

 

今年は「バードコール」でいこうと思っています。

やはりお客さんは、自然との触れ合いを楽しみに遊びに来ているということや、相手は子供ですが、お金を払うのは大人なので、大人が子供にやらせたくなるかどうかという点を考えなくてはなりませんでした。

そして忘れてはいけないのは、仕入れ値と販売価格のバランスです。

殆どボランティアのような価格設定でやるには重労働過ぎるし、他のお店との兼ね合いもあります。

僕のワークショップは半分遊びみたいな内容なのですが、それでも生活が掛かっているので真剣です。

 

僕の他にあと3つのお店が出ていたのですが、どこも同様に、今日も始まりは静かでした。

昨日はチェックインが集中した日だったのでお客さんは慌ただしく、とてもワークショップをやるような雰囲気ではありませんでした。

そう思うことで自分を励ましたのですが、今日は同じ慰め方が出来ないので、このままお客さんが入らなければ早くもワークショップの内容を見直さなくてはなりません。

 

最初にお客さんが入ったのは、僕の隣の木工教室でした。

 

僕は手持ち無沙汰から、自前のバードコールで「コキコキ」と音を鳴らしていました。

すると先程木工教室に入っていった少年2人が僕のバードコールに釘付けになりました。

「いいな、あれ!あれもやりたい!」

まるでうなぎ屋さんがウチワでパタパタと扇ぐようなやり方でしたが、僕にも大チャンスが訪れました。

先に木工教室に入ったのだから、その次にバードコールまでやらせる親は少ないと思いますがさにあらず、バカンス中の彼らの財布の紐のゆるさは侮れません。

また、親の教育方針というものは千差万別です。

一切のお小遣いを与えない親がいたかと思えば、せがまれたら何でも与える親もいます。のべつ幕なしに怒っている親がいれば、放任主義なのか、子供が何をしても意に介さない親だっています。

 

木工教室に入った男の子が2人が来る前に、女の子が一人、来てくれました。

やっとお客さんが入りましたが、次が続きませんでした。

 

またぼうとしていると、遠くの方から先程の女の子が奏でるバードコールの音色が聞こえてきました。

 

しばらくすると一人、また一人と子供たちが集まってきました。

子どもたちがバードコールを作って持ち帰るということは、場内のあちこちからバードコールが奏でられることになります。

これはタダで宣伝をしてもらっているようなものです。

その後は途切れることがないくらいにお客さんが続きました。

 

今日の結果は[11人]でした。

とても嬉しいのですが、何故か僕は脇腹をくすぐられるという酷く直接的なイジられ方を子どもたちにされ続け、今日はヘロヘロに疲れてしまいました。

子どもというものは、いったんツボに入ったら延々と同じことを繰り返すように出来ているようです。







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