コンクリート造のお店と産まれたてのカエル

現在は19:00を少し回ったころですが、まだ外は微かに明るく、鳥たちの大編成が巻き舌のような鳴き声を発しながら通り過ぎていきました。

 

今日も昨日のコピーみたいに、朝から雨降りでパソコンの充電が出来ませんでした。今日も車でドライブをしつつ、パソコンの充電をすることにしました。

 

結局昨日は長野のスーパーへ行っただけで終わってしまったので、今日は下調べをしてから長野へ遊びに行くことにしました。

目的地の途中、「富士見高原」というリゾート地を通ったのですが、その辺りは50m先が見えなくなるくらい濃い霧が立ち込めていました。

あまりに視界が悪いので、どの車もヘッドライトをつけて走っています。

真っ昼間にヘッドライトをつけるなんて、トンネルと車検以外ではそうあることではないと思います。

いったいどんな気象状況なのかと驚いていたのですが、そのリゾート地帯を抜けると嘘みたいに視界が開けました。

きっと夜中にこの辺りをドライブしたら怖いと思います。

 

今日目的にしたお店は、パン屋とレストランの他に小さな雑貨屋などが幾つか入ったお店だったのですが、パン屋の値段設定が思いっきり観光客向けだったの興味をなくし、お店の前のあった無人販売で、100円だったので「ルバーブ」だけを買いました。

ルバーブの入ったケーキを移住後に初めて食べたのですが、その時のケーキは確かに美味しかった記憶が残っています。

しかしこの時に感じた「美味しい」は、人にお薦め出来るレベルでの「美味しい」だったのかどうかが微妙だったので、チャンスがあればそのあたりをもう一度確かめてみたかったのです。

 

大した収穫もなかったので、帰りは面白そうなお店がないか探しながら走ることにしました。

しばらくすると、こじんまりとしたコンクリート造の四角いお店を見つけました。

そこは薪ストーブと雑貨のお店なのですが、入り口には「一級建築士」と書かれた看板も置かれています。

店に入ると、雑貨よりもコンクリート打ちっぱなしの店内ばかりに目がいってしまいました。するとここを建てた一級建築士の店主がコンクリート打設についての苦労やコツなどを教えてくれました。

建物の屋上は緑化も素晴らしく、我が家も雨水利用がなければ真似したいくらいでした。

僕はコンクリートを上手に扱えるようになりたいと思っているので、出来るだけ店主の話を吸収しようと熱心に話を聞いていました。

すると最後の方で店主から、

「建ててみませんか?」

と、建物のセールスを受けてしまいました。

「新築を建てたばかりなんです…。」

そう言いたかったのですが、曖昧にはにかむくらいしか出来ませんでした。

将来はこんな家に住みたいものです。

帰る前に水を汲んできたのですが、その水場では体長が1cmくらいしかない小さなカエルが無数に飛び跳ねたり貼り付いたりしていました。

『産まれたてかな?』と思ってその時は眺めていたのですが、そういえばカエルは一旦オタマジャクシを経るということを忘れていました…。







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