帰属意識の中での個人主義|顎が外れたかと思った

図書館の学習室で大あくびをしたら顎が「ガコッ」と変な音を鳴らしてズレたようになり、涙目になりました。顎が外れたかと思って焦りましたが直ぐに元に戻りました。

一連の流れを誰かに見られたのではないかと辺りを見渡しましたが、誰も僕のことなど見向きもしていませんでした。

時間帯や時期によっては学生ばかりになることのある学習室ですが、今日は大人が大半を占めていました。

多くの人は分厚い参考書を片手に何やら難しい顔をしてペンを走らせています。

いつもの六法全書オジさんの他に、救急救命とか社労士などと書かれた本を積み上げて勉強している人が多いです。

就職を有利にするための資格なのか、転職を意識しているのかは分かりませんが、どの人も社会に属す為に図書館の学習室で勉強をしているのです。

こんな僕にも国家資格を取得する為に勉強をしていた時期がありますが、今からまたやろうとはとても思えません。

みんなが勉強している中で僕は、出来るだけ個人で完結出来るような生活を目指してブログを書いています。

※一応そんな気持ちでブログを書いているのです。

 

みんながあまりに難しい顔をして勉強しているので、なんだか自分のことが不安に思えてきました。

勉強をサボってスマホでもいじっている人でもいれば多少は安心出来るでしょう。伸びをしたりストレッチをする振りをしながら辺りを眺めていると、中に一人だけイヤホンをしてパソコンに向かっている同世代の男がいたので、僕はトイレに立つタイミングで彼の後ろを通り、チラッとパソコンモニターを覗きました。

みんなが勉強している中でYouTubeをみたり、ゲームでもやっていたら最高です。

同志を見つけたような気がして、ちょっとニヤケながら盗み見たパソコンモニターには、異国の人が大げさなジェスチャーをしながらプレゼンテーションを行っている姿が映し出されていました。

彼は「TED」を見ていたのです。

確かに「TED」には面白い回もありますが、僕は裏切られたような気持ちになりました。

僕にとっても月末は、僅かばかりではありますがサラリーマンの給料日みたいにGoogleから現金が振り込まれます。

Googleから毎月ブログに対する通信簿を貰っているような気持ちになるのですが、今月も先月と大差ないくらいの評価でした。

先月と書きましたが、僕の場合はまるで固定給のように、ここのところは殆ど変化がありません。

減るよりは良いかと自分を慰め続けて数年が経ちますが、これはいったいいつまで続くのだろうかと考えることがあります。

 

タイミング良く今日のニュースでは、「グーグルの制裁金は過去最大額に、欧州委が27日にも判断下す|bloomberg」というものがあり、”グーグルに対する制裁金はこれまでの最高である12億ドル(約1340億円)を超える見込み”とあったので、まさかブログに貼っている広告収入とは関係がないと思いますが、少し気になってしまいました。

[追記]

“EU競争法(独占禁止法)に違反したとして、24億2000万ユーロ(約3000億円)と過去最高額の制裁金を科したと発表した。”

米グーグルに制裁金3000億円=独禁法違反、過去最高額-欧州委|jiji.com

多くの人がそうであるように、僕も現金収入があれば財布の紐は緩みます。

今日はホームセンターで薪ストーブのメンテナンスの為に耐火スプレーを買ったのですが、その時にペンキなどがセール価格になっていました。

将来的にはコンクリートの床を作りたいと思っているので、いつかは買わなくてはならないコンクリート用のシーラーやペンキを買うなら今しかないと変に強気になってしまい、総額1万円を超える出費をしてしまいました。

昨日も散財したばかりなのに、今日もガソリンを入れたり建材を買ったりしました。

これからインターネットで天然塗料も注文しなくてはなりません。

給料日初日にもうお金がなくなるなんて大の大人のやっていいことではないと思います。

ただ、お米はあるし畑の作物もそのうちに収穫出来そうなので、飢えることはありません。

しかし7月はツタヤで漫画本やDVDを我慢しなくてはならないかもしれませんし、人気のパンやお菓子も我慢しなくてはならないかもしれません。

これはいよいよ猫グッズを「minne」「メルカリ」で販売しなくてはならなくなりました。

基本的に「何かに追われていなくてはだらけてしまう」というのが人の常だと思っているので、小金を得ることがあれば出来るだけ建材でも買ってしまい、怠けがちな自分にプレッシャーを与えつつ、新しい小屋が完成するまでは頑張ろうと思います。







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