シャワーを浴びたあと車に乗って事務所の前まで行くとオーナーか、オーナーの奥さんが顔を出してくれるので、
「じゃあまた明日」
と言って小屋に帰ります。
ふと思ったのですが、次の休みはいつなのだろう？
僕が休みたいと言えば、ほぼ確実に休むことが出来ますが、こっちから休みが欲しいと言わない限り、これは無限に勤務が続くパターンに入っているのかもしれません。
休みがなくても、出勤前にゴミ出しも発送も出来ますし、水汲みもスーパーも終業後に行けばいいだけです。
ただ、図書館に行けないのは少し困ります。
しかし、仕事を休む理由が「ブログを書きたい」だった場合、雇い主はどう思うでしょうか？
そもそも、ブログをやっているとは言いたくないし、、などと考えているうちに、今日で早くも６連勤となっていました。
昨日、今日とインターネットのお店が調子良いし、今年はワークショップや、他にも頑張ってみようと思っていることがあるので、それらの運転資金の為にも今年は頑張る年にしても良いのかもしれません。
雇い主が心配して休みをあげると言ってこない限り働き続けるというのも面白いかもしれません。
来年こそは雇われ仕事をしたくないと、毎年同じことを言っていますが、このことを覚えている人からすれば僕はそろそろオオカミ少年かもしれません。
今年は車検がありますし、また、新しい小屋の基礎にはこだわりたいので、これには少しお金が掛かりそうなのです。
それでも来年からは雇われずに暮らせるようになりたいという目標は掲げ、本気で達成してみせるという思いで頑張ろうとは思っています。
そういえば昨日の出勤前に、近場の桜の名所へ行ってみました。
短い期間に３回も見に行った甲斐があって、満開の桜並木を車で通ることが出来ました。
外国人が日本を語る時、「桜」は代表的なキーワードだと思います。毎年見いている日本人だって、飽きること無く美しいと思うのだから、初めて満開の桜並木を見た外国人にはさぞいい思い出になるのでしょう。
春といえば、「山菜」もあります。
４月の頭には「蕗味噌」を食べることが出来たし、昨日は「こごみ」を食べました。
「こごみ」はアク抜きの必要がないので、とても扱いやすいです。
茹でた「こごみ」を、粉のからしを沢山ねって、マヨネーズと一緒に食べました。
とても美味しかったです。
ただ、「こごみ」は薄味なので、きっとからしマヨネーズだけでも僕は美味しいといってご飯を食べることが出来そうです。
次の楽しみは「タラの芽」や「コシアブラ」です。
「タラの芽」は、地元の人に教えてもらった穴場もあるし、僕の土地にも今年は何本か生えてきたので心配ありません。
しかし家のまわりでは「コシアブラ」がなかなか見つかりません。
「コシアブラ」の天ぷらがもっとも美味しい山菜だという人が多いので、ますます見つけたい欲は高まります。
バイト漬けの日々は、なんだか若い頃の青春という感じがしますが、バイトばかりにかまけることなく、しっかりと春を、そして小屋暮らしを堪能してやろうと思っています。
・
最後に
今日の３時休憩の時、オーナーがスマホ画面を見せてきて言いました。
「お見合いパーティーってどうかな？」
オーナーが加盟している宿泊施設グループで、「お見合いパーティー」を開催するというのです。オーナーは、お見合いパーティーの会場となる宿泊施設のことが羨ましくなってしまったようです。
確かに人を集めることが出来ればなかなか儲けが出そうだと思いましたが、もし本当に僕の職場でも開催することになれば、司会進行役は誰がやるのだろう…？
ボーナスに吊られ、マイク片手に会場を盛り上げる「森のテロル」ってどうなのでしょう…。何でも経験とは言いますが、柄にもないことをやって大怪我はしたくありませんね。
複雑なのは、ちょっと面白そうだと思っている自分がいるということです。
・平飼い卵：150円
・コンビニで買い食い：369円【購入者；フランス人✕７】
