旬な男

早くに起きて、河川敷で開催されている薪の譲渡会へ行ってきました。

会場には、中心を虫に喰われて空洞になったものと、手持ちのチェーンソーではとても切断出来ない太さのものがぽつんと残されていただけで、その他にそこが譲渡会の会場だったと分かるようなものは何一つ残されてはいませんでした。

このまま手ぶらで帰るのは悔しいので、虫に喰われた丸太と、太すぎて持ち帰れない丸太の一部をチェーンソーで切断して持ち帰りました。

恐らく今年の譲渡会はこれで終わりだと思うので、次の冬が思いやられます。

帰りに図書館へ寄り、一昨日返せなかったDVDを返却し、スーパーで猫の為の消耗品を買いました。その際、キャットフードの「寄せ鍋味」というものを目にしました。

日本はポテトチップス一つとっても、数え切れないほどの味があります。

僕が行ったことのある外国の数は知れているとはいえ、海外から日本を見ることで、初めて見えてくるものがあります。

あの手この手で消費者を飽きさせないために繰り広げられる企業努力は、もっと他国に向けても自慢していいのではないかと思います。

とはいえ、「寄せ鍋味」は買いませんでした。

帰宅してポストをのぞくと、以前も植物の種や苗、雑誌などを送ってくれたことのある、昔からの読者さんから贈り物が届いていました。

不意打ちだったこともあり、とても嬉しかったです。

植物の種が沢山入っていました。

本当にありがとうございました。

 

中に入っていたお手紙にもありましたが、収穫間近に「猿」に取られないように対策を練ろうと思いました。

 

さっそく近所にある、数本だったら貰うことの出来る「竹」を取りに行きました。

竹を加工して、猿よけを作ろうと思ったのです。

 

「竹」はとても便利だと思います。

軽くて加工がしやすく、柔軟性もあるので、アイディア次第では様々な物を作ることが出来ます。

勿論燃料にもなるし、種類によっては「ハチク」「タケノコ」の収穫が出来ます。

竹林の斜面を下っていって、良い太さの竹をノコギリで切っていると、目の前に動物の頭蓋骨が2つ転がっていました。

鹿の角を磨いた為に免疫がついたのか、案外驚くことはなく、軍手もしていたので比較的あっさりと、謎の頭蓋骨を取り上げることが出来ました。

何に使うか考える前に、なんとなく謎の頭蓋骨まで持ち帰ってしまったのですが、やっぱり趣味じゃないし、良い使い道も思い浮かばないので、家の奥の敷地外にそっと放置することにしました。

なにやってんだろ…?と思うのと同時に、何となく不思議な感じがしたので考えてみました。

何故頭蓋骨だけが2つ並んでいたのだろうか?

最初は仲の良いツガイが寄り添うようにして死んだのだろうかと、妙にロマンチックな仮定を立てましたが、それなら全身の骨だってなくては不自然です。

そう思うと、人間が頭部だけ、もしくは頭蓋骨だけを捨てたのかもしれません。

やはり謎の頭蓋骨の使い道なんてそうそう思いつくものではないのでしょう。

今日は平日だというのに、やけに県外ナンバーの車を多くみたので、改めて近所の桜の名所へ向かいましたが、まだ「95%蕾」状態でした。

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残念でした。

もらってきた竹を使いやすいように割っていると、近くの別荘地に住む知り合いが訪ねて来ました。

花見の誘いだったのですが、僕が携帯の充電をしていなかったことで連絡が取れず、迷惑を掛けてしまいました。

人見知りにかこつけて、近所付き合いをせずに勝手気ままにやってきたというのに、まだ僕を誘ってくれる人がいるし、贈り物があるし、応援してくれたりブログで構ってくれたり、竹をくれたり、職場でも優遇してくれるし、鹿の角を拾ったりと、どうも最近の僕は旬を迎えているようです。

自分で自分を計ることは難しいものですが、せめて調子に乗ることなく謙虚に、日々のクオリティを下げないよう心掛けたいと思います。そしてこの旬が長く続きますように…。

 

昨日の鹿クイズですが、どうも解せません。

鹿の角が毎年生え変わるとか、左右の角がほぼ同時に落ちることを知っていた人がこれほどいるとは、にわかには信じることが出来ません。

僕がこの事実を知った時の衝撃は、恐らく今年一番です。

次はクリックしてから正解が出る形式で出題しようと思います。

 

・食材:617円
・猫:1000円
・ガソリン(@126円):1000円

【購入者:フランス人✕4】

 

 







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